Market Hack

マネックス証券主催「米国株4夜連続セミナー」のご案内

4夜

マネックス証券では「米国株4夜連続セミナー」を5月30日から6月2日にかけて開催します。予定は:

第1夜 5月30日(火)「広瀬隆雄のやっぱり米国株!」広瀬隆雄
第2夜 5月31日(水)「米国株超初心者セミナー」西尾貴仁氏
第3夜 6月1日(木)「これから始める米国株投資」春山昇華氏
第4夜 6月2日(金)「世界のお金の流れから読む、今注目の米国ETFとは」渡邊雅史氏

となっています。詳しくは下の紹介ページを見てください

米国株初心者の方も大歓迎! 米国株4夜連続セミナー


エリー運河に学ぶインフラストラクチャの影響 新しいインフラストラクチャが出来たのなら、いろいろ工夫した者が勝ち

エリー運河は1817年に構想されたインフラストラクチャ・プロジェクトです。

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アメリカは欧州からの移民により発展した国ですが、それらの移民はボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアなど東部の沿岸部に先ず入植しました。

これらのアメリカ東部の都市はアパラチア山脈によって中西部と分断されていました。アメリカは「西へ、西へ」と開拓を進めるわけですが、アパラチア山脈が邪魔して東部と西部は経済的に分断されていたのです。

ニューヨークのハドソン川は北のアルバニーに伸びています。そこから西へ向かう経路だけが、アパラチア山脈に邪魔されない、平坦なルートでした。だからそこへ運河を掘る計画が持ち上がりました。アルバニーから、五大湖のひとつであるエリー湖に面するバッファローまで、延長584キロの運河が構想されたのです。

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エリー湖とハドソン川は172メートルの水位差があります。そこで幾つもの水門を設け、水位差を克服する工夫がなされました。

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この運河は1826年に開通しました。

この運河の開通は、アメリカの経済を大きく変えました。

まず東部ですが、運河開通前のニューヨークは、後背地に乏しく、市場へのアクセスが不十分でした。だからライバルのフィラデルフィアの後塵を拝していたのです。しかしエリー運河の開通でシカゴなど中西部の都市とのつながりが出来ると、ニューヨークが表玄関になりました。

それまで1トン当たり100ドルかかっていた輸送コストは、運河の開通で1トン当たり8ドルに下がりました。このため運河はすぐに大繁盛しました。ニューヨーク州の予算の3分の2が運河の通航料で賄われました。

中西部からニューヨークへ、小麦などの穀物、材木などがもたらされました。逆にニューヨークからは衣料品、家具、その他の製品が中西部に運ばれました。

こうして商業が大いに発展したのです。

エリー運河沿いにはロチェスターのような新しい都市が生まれました。またシカゴが穀物の集積地として栄え、新しい富が生まれました。

中西部の産物がニューヨークに届き、逆にニューヨークの物品が中西部に届けられるようになると、これまで消費者が目にした事の無いそれらの商品を宣伝するため広告ブームが起きました。

その一方で運河が出来たことで「時代の変化のペースが激し過ぎる」という批判が出ました。それまでの、ゆっくりした「生き方」が脅かされたのです。

また新しい裕福層が生まれ、格差社会が助長されたと感じた市民も居ました。彼らは「牧歌的なユートピアが破壊された」と不満を表明しました。

実際、エリー運河が開通して数年も経たないうちに運河はボートで埋め尽くされ、交通渋滞になりました。そこで拡張工事により運河の幅を二倍にすることが計画されました。しかし拡張工事が終わったすぐ後に、また直ぐ運河はボートで混雑し、さらに拡張する必要が出ました。

1890年代になると鉄道網が整備され、運河は時代遅れになりました。

インフラストラクチャが出来たことでボートを曳くロバとそれを操る御者が必要になったほか、水門を操作するエンジニア、ボートがもたらす旅行者に対しモノを売る業者、運河の労働者を相手にする酒場や女郎屋などが出来ました。

運河を軸として発想を転換することが出来た人は裕福層の仲間入りをしました。


中西部の農家は穀物をニューヨークへ出荷できるようになり、有利な値段で作物を売れるようになりました。

ニューヨークでは中西部の消費市場向けに洋服、革製品、機械などを作るマニュファクチャリングが盛んになりました。商取引の決済、金融業も盛んになりました。

ニューヨークが商業の中心の座を獲得し、フィラデルフィアの影は薄くなりました。

このようにインフラストラクチャが整備されたことで新しいビジネス・チャンスが生まれ、初期投資は何倍ものリターンを生んだし、新しい生き方、社会変革が起きたのです。

ひるがえってこんにちの状況を見ると、インターネットの登場は、しばしば運河や鉄道と比較されます。インターネット・インフラストラクチャの整備が、新しいビジネス・チャンスやライフスタイル、さらに社会変革をもたらしているのです。

インターネット・インフラストラクチャを軸として、「それを自分の収入にどう生かす?」ということを考えた人が勝ち組になるのです。

たとえばグーグルやアマゾンは、我々にとってコモン(共有)インフラストラクチャと化しています。毎月、グーグルやアマゾンからあなたのところへ入金がありますか?

もしこれらのネット企業からあなたが売上高を得ていなければ、あなたは折角のインフラストラクチャを受動的な消費者として使っているだけで、能動的にマネタイズしていないことになります。

能動的にマネタイズしようとしている例は、我々の回りに、ごろごろ転がっています。

たとえば、これなんかもその一例ではないでしょうか?



新しい生き方に関する本もいろいろ出始めています。



これなども、その例かもしれません。



【デジタル・インフラストラクチャに関連する記事】
米国株にも投資することで、あなたの日常生活に即したポートフォリオを構築


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インヴァスト証券主催ETFセミナー「連邦公開市場委員会(FOMC)の見通しと投資戦略」開催のお知らせ

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インヴァスト証券主催ETFセミナー「連邦公開市場委員会(FOMC)の見通しと投資戦略」は以下の要領で開催されます:

開催日:2017年5月24日(水)
時間:夜8時から9時半
講師:広瀬隆雄
費用:無料
参加資格:インヴァスト証券に口座をお持ちのお客様限定とさせていただきます
口座開設:こちらのリンクからどうぞ
当日の参加方法:こちらのリンクをご参照ください

インヴァスト証券では世界のETFを自動売買できるトライオートETFを展開中です。ETFに関する情報がてんこもりになったETF GateWayもよろしく。


デキる営業マンがクソリプを愛する理由 みんなで田端信太郎を吊るし上げようぜ!

およそ会社員のいろんな職域の中で営業ほど素晴らしい仕事はありません。

なぜならカイシャは売上がなければ成り立たないし、その売上を稼ぐのは営業だからです。だから組織の中で営業は隠然たる幅を利かせます。

営業ができるようになるためには、技術や市場など、その会社のビジネスが成り立つうえでの全ての背景を理解しなければいけません。

だから一度も営業を経験したことの無い会社員は、残念ながら花道を歩いたことの無い人材なので、出世の際、「遠回り」を強いられることになります。

営業と聞くと(じんましんが出る!)という人も多いでしょう。そういう僕も学生の頃は(営業職だけは、嫌だな)と思いました。でもこれは社会人としての経験に乏しい事から来る、よくありがちな脊髄反射に過ぎず、自分のキャリア形成についてじっくり考えを巡らせれば(一度は経験しておいた方が得だな)という結論に、当然、落ち着くはずです。

営業というと、嫌がる見込み客を強引に勧誘するとか、訪問をかけまくるとか、そういう「ど根性もの」的な臥薪嘗胆だけをイメージする人が多いけれど、「これ以外のやり方は無い」というようなルールは、営業にはありません。

僕が会社勤めしていた頃、若い人たちにアドバイスしたことは「若い人は、若い人らしいやり方で商売を作れば良いし、ベテランはベテランらしいやり方で営業すればよい」ということです。

ビジネスの世界では、右も左もわからない駆け出しの営業マンや営業ウーマンに対し、温かい目で迎える顧客も多いです。だから未熟なら、未熟なりに誠意と熱意で頑張れば、殆どの顧客は心を動かされます。

その反面、ベテランがあいまいな商品知識や不勉強のままで、昔ながらの泥縄式のやり方やプレッシャーで営業すると(なんだこいつは。使うメリットないな)と顧客から疎まれます。ベテランほど、研鑽し、絶え間なく新しい知識を仕込む必要があるのです。

このように営業のやり方は一つではないし、いろいろな成功の道があります。

しかしその中でも最上級に位置する営業の仕方が、エバンジェリスト的営業です。エバンジェリストとはキリスト教の「伝道師」ないしは「福音主義」のことを指します。

キリスト教のルーツはユダヤ教です。

ユダヤ教では「いつか救世主が現れる」と教えられます。でも、その救世主は、いままでのところ未だ現れていないのです。

それに対してキリスト教は「いや、ちょっとまて。あのイエス様という人物が、我々が待ち望んでいた救世主なんじゃないか?」とする主張です。だからキリスト教はユダヤ教のひとつのセクト、つまり枝分かれしたものと捉えられるわけです。

それはユダヤ教から見れば「異端」です。

だからユダヤ教徒は「そんな邪宗を信じてはいかん!」とイエス様のフォロワーをたしなめたわけです。

すると弱小勢力であったキリスト教は、つねに信者を広げてゆく必要に迫られたわけです。言い換えれば「拡大志向」です。だからキリスト教では「良いキリスト教徒は、どんどんキリスト教をひろげてゆくべきだ」という価値観があり、たとえばキリスト教のミッションがアフリカなどの未開の地でこんにちでも布教活動にいそしむのは、そういう伝統から来ています。

キリスト教を広めようとする者、つまり伝道師は、キリスト教の成立当初から「その考えは異端だ!」という批判や抵抗を受けてきました。だからdisりには慣れているのです。

いや、disりは(このひとたちは、わたしの主張に反応している。それが私にたいする反発であっても、反応しているということはわたしの言っていることに心を揺さぶられているからに違いない。すると……改宗させるまでに、あと一歩だ)と言う風にポジティブに捉えるわけです。

シリコンバレーでよく「テクノロジー・エバンジェリスト」というようなカッコイイ役職名を名乗るひとが居ます。日本人はそのテクノロジー・エバンジェリストの仕事を、単なる「企画」とか「ストラテジスト」と勘違いしている場合が殆どです。

でもエバンジェリストは「改宗」させないといけないのだから、これはたいへんな労力を要する仕事です。

エバンジェリストの好例はアップルのスティーブ・ジョブズでしょう。ジョブズはウインドウズが世界標準だった時代に「Mac」の良さを説いて回りました。1997年頃には「Mac」が絶滅しかかったことを覚えている人は少ないと思いますが、アップルにもそういう苦しい時代というものがあったのです。

もうひとつのエバンジェリストの例はセールスフォースのマーク・ベニオフでしょう。彼はもともとオラクルのトップ営業マンでしたが、「これからはクラウドの時代だ」と考え、未だクラウドが異端的だった時にセールスフォースという会社を創業します。それ以来、クラウドのアドバンテージを延々と説いて回ってきたわけです。

エバンジェリスト的営業は、たんに一個の商品を売るだけでなく、いままでとは違うやり方、これまでとは違う価値観、ひいては新しい「世界の見方」を提案するわけだから、これは大それた試みであり、茨(いばら)の道です。

しかし、その見返りも大きいです。なぜなら、それは自分自身が新しいデファクト・スタンダードを設定することに他ならないからです。

上に書いたように、営業をやるためには自社の製品や技術、さらに市場動向などを熟知する必要があるけれど、エバンジェリストとなると、更にワンランク上のスキルが必要になります。たとえば大勢の人の前で喋るプレゼンテーション・スキルは必須になりますし、他社とのコラボレーションなどをする能力も必要になります。

だから例えば田端信太郎君にクソリプを飛ばしている人種と言うのは、喩えて言えば十字架を背負って刑場に向かうイエス・キリストに対し、群衆の中に紛れた安全な位置から、ツバを飛ばす、あるいは石を投げている弱虫のユダヤ教徒……そういう構図になるわけです。

この場合、みんなから痛めつけられ、踏みにじられるほど、ドラマは盛り上がるわけで。

エバンジェリストとしては、これほど恍惚とする快楽は無いのではないかしら?


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資産形成と資産運用は違う

資産形成と資産運用は、まったく別のものです。

資産運用の能力に長けていなくても、資産形成することは出来ます。

でも資産運用に関するリテラシーがなければ、せっかく築いた資産を散財する結末に終わるでしょう。

たとえばジョニー・デップは過去13年間に723億円を稼いだと言われますが、これは「資産形成」です。

富を築く主な経路は収入です。デップの場合、ギャラ(出演料)や興行収入への参加(=つまりチケット販売代金のパーセンテージが、自分の取り分になること)が、莫大な収入に結び付きました。

ここで重要なのは、企業にたとえれば「売上高」に相当するおカネであり、そもそもそれが少ないなら、資産形成の道は遠いです。

サラリーマンの場合、それは給与ということになりますが、日本では給与は極めて硬直的なスケールによって予め決められているので、なかなか増やすことはできないと思います。

それでも少しでも給与水準が高い、有利な職場を目指すことは重要であり、僕自身も「有利な転職」の話には積極的に何度も応じてきました。

またハイリスク・ハイリターンを狙うなら、失敗するかもしれないけど、自分で何か商売をやるという方法も資産形成の道だと思います。

ここまでの話をまとめると資産形成で最も大事なのは売上高(revenue)だということ。

さて、ジョニー・デップのように「稼げる」人は資産の形成が早いですが、資産運用に関するリテラシーが無ければあっという間に散財します。デップの場合、おカネに関する件は会計士と弁護士に任せていて、気がついたら資産が消えていた(=デップ側の主張)わけです。

普通、「稼げる」人は世の中の仕組みやビジネスのコツを知っているので、資産運用に際しても上手い場合が多いです。でもスターの場合、そういうことを知らずにお金持ちになる人も多いので、上に書いたようなトラブルには枚挙にいとまがありません。

人は自分の経験の範囲内で出来ることしか想像力が働きません。だから資産形成の話になると、大部分の人は「節約」とかの、安易で矮小化された努力目標で満足してしまいます。(実際には、そういう「低いゴール設定」すら、きちんとやりとげることが出来ない人が大半です)

言い換えれば、お金持ちはrevenueにフォーカスすることで資産を築き、貧乏人はexpenseをどうする? ということくらいしか考えつかないということです。

アイデアが浮かばないから切り詰めるくらいのことしか出来ないわけで、これは「頭を働かせていない」証拠です。

一方、貧乏人は「株で人生一発逆転ホームランをかっとばす!」という妄想を抱きやすいです。もちろん、そういう「まぐれ」的なことがあなたに起こる可能性は否定しませんが、その確率は極めて低いです。

大体、株式の期待リターンというのは、せいぜい年率8%も出れば御の字でしょう。すると投資だけで資産形成するというのは、なかなか簡単ではないのです。

でも一度資産を築けば、資産運用でその目減りを食い止めることは、資産が多ければ多いほど、やりやすくなります。

結局、簡単な「正解」は無いです。

でも自分の出来る事だけ、あるいは自分の分かる事だけ、その範囲内で努力しても、なかなか資産は増えません。

居心地の良い処でぬくぬく現状維持するだけでなく、困難な事に挑戦するガッツがなければ暮らし向きは良くなりません。

そのためには不断の努力、新しいことを学び続ける、自分がやったことのない新しい事に挑戦するなどの生活態度が必要になります。


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