Market Hack

マネックス証券主催「米国株式月次オンラインセミナー」開催のお知らせ

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マネックス証券主催「米国株式月次オンラインセミナー」は次の要領で開催されます:

開催日:2017年9月25日(月)
時間:夜8時半から10時
参加資格:マネックス証券に口座をお持ちのお客様限定とさせていただきます
口座開設:こちらのリンクからどうぞ

当日の参加方法:こちらのリンクからどうぞ

【講師からひとこと】
今回は米国株式市場の近況に加えて、米国のフィンテック関連銘柄を紹介したいと思います。


アマゾン仮想通貨決済開始観測の背景には「ワンクリック」パテント切れが関係している?

ひとつ前の記事アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)が「ビットコインでの支払いOKを導入するのでは?」という観測が流れていることを紹介しました。

今回、ここに書くことは、そうした様々な思惑が飛んでいる背景についての説明です。

1997年にアマゾンは「ワンクリック」を開発し、パテント取得しました。「ワンクリック」では物品を購入する際に、支払方法や郵送先をいちいち再入力しなくて良いです。

アマゾンは「ワンクリック」を武器に、どんどんビジネスを拡張してきました。またサードパーティーのマーチャンツがアマゾンに出店する際も、「ワンクリック」が大きな魅力となっていました。

たとえばアップル(ティッカーシンボル:AAPL)は、わざわざアマゾンにパテント料を払って「ワンクリック」を使っています。

しかしその「ワンクリック」のパテントが、今月、切れるのです。

だからビザ(ティッカーシンボル:V)、マスターカード(ティッカーシンボル:MA)、グーグルの親会社アルファベット(ティッカーシンボル:GOOG)などが独自の「ワンクリック」サービスを準備中だと言われています。

グローバルなeコマース市場は今年2.35兆ドルの規模だと言われていますが、2020年までには4兆ドルにも増えると予想されています。決済のプロセッサーは、大体、2.8%の手数料を取ります。だからこれは巨大なビジネスです。

いずれにせよ、そういう事情で、いま米国のウェブ企業はペイメント戦略に関し、いろいろ見直している最中です。

アマゾンも、リードを保つために(何か新しいことをやらなければ)と思っているかもしれません。

アマゾンが「ビットコインで買い物OKする」という噂について

アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)が近く「アマゾンで買い物したときビットコインで支払することをOKする」という発表をするのでは? という噂が流れています。

僕は、この噂の信ぴょう性は低いと思います。

噂の出どころはジェームズ・アルトチャーです。

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彼は「アメリカのイケダハヤト」みたいな存在です。

なんでも彼のニュースレターの中で「早ければ10月26日のアマゾンの決算カンファレンス・コールで、それが発表される」という主張が展開されているのだそうです。

次のアマゾンの決算発表日は、現時点では未だ正式発表されてないけれど、たぶん10月25日頃になると思われます。

普通、アマゾンは決算カンファレンス・コールでプロダクト・アナウンスメントはしません。


だから若しアマゾンがそれに言及するならば、アナリストとのQ&Aセッションの中で「ビットコインでの支払いを認める計画はありますか?」という質問が出るシナリオ以外にありえない気がします。

現状ではビットコインの検証スピードは遅いので、もしアマゾンがビットコインでの支払いを受け付けたなら、アマゾンで「ぽちっ!」と購入ボタンを押しても、購入確定するのに時間がかかってしまい、ユーザーは不満を持つと思います。

検証を待たずに「お買い上げありがとうございます」とすると、売掛金のリスクがアマゾンに降りかかって来るとも考えられます。

だから僕のメイン・シナリオは「実現不可能」というものです。


ただ、百歩譲って、もしアマゾンでビットコインが使えるようになると、これはとてつもなく大きな材料であることは認めざるをえません。

僕は「決算原理主義者」だ

僕は「決算原理主義者」です。

原理主義というのはキリストの処女降誕などを歴史的事実として信じる立場です。マリア様が××してないのに、なぜか妊娠したw……そういう科学じゃ説明できないことを信じる立場が原理主義です。

GuidoReniAnnunciation

最近では、これをイスラムに当てはめて「イスラム原理主義」という言葉も生まれていますし、マーケットの住人たちは、市場は万能であるという立場から「市場原理主義」を唱えています。

僕の場合、これらに近い盲信を、企業の決算発表に抱いています。

Market Hackの読者の中には「銘柄名」に拘泥し、いつまでもそれが頭に烙印のように焼き付いている人が多く居るようですが、僕は、それは全くナンセンスだと思っています。

そうではなくて、来る決算、来る決算、毎回、「良い決算が出せるか?」という事の方が、遥かに重要であり、良い決算が出せる企業の株は買えばいいし、良い決算が出せない企業の株は売ればいい……そういう風に考えています。

言い換えれば、好きな銘柄でもちゃんと良い決算を出せなかったのならぶん投げれば良いし、嫌いな銘柄でも(あれっ?)という良い決算を出し続けているなら買うべきです。

僕にとってMarket Hackで一番重要な記事は、新しく銘柄を紹介する記事ではありません。(=ウォール街では、新しい銘柄をフォローしはじめることをイニシエーションといいます。→これは重要ではないです)

そうではなくて、三ヶ月に一回やってくる決算記事……これが最も大事だと思っています。(このように継続フォローすることを、ウォール街ではメンテナンスといいます。→プロの投資家ほど、メンテナンスを重視します)

それでは「良い決算」とは、一体、何でしょう?

「良い決算」の定義は、ウォール街ではハッキリしています。それは厳然としていて、ブレません。それは:

1. EPSでコンセンサス予想を上回ること
2. 売上高でコンセンサス予想を上回ること
3. 会社側ガイダンスがコンセンサス予想を上回ること


このひとつひとつが、全部合格した場合「だけ」が、「良い決算」です。ひとつでも取りこぼしがあれば、それはもう「良い決算」とは言えません。

毎回、ちゃんと「良い決算」を出している株は、放置しておいてもテンバガーになります。

毎回、決算をしくじっている企業は、いつまでたっても株価が低迷します。


楽天証券主催リアルタイムネット勉強会「FOMC直後に開催! 米国株を中心とした外国株投資戦略をアップデート!」

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楽天証券主催リアルタイムネット勉強会「FOMC直後に開催! 米国株を中心とした外国株投資戦略をアップデート!」は次の要領で開催されます:

開催日:2017年9月22日(金)
時間:夜8時から9時半
参加費用:無料
参加資格:楽天証券に口座のあるお客様に限定させて頂きます
口座開設:こちらのリンクからどうぞ
お申込期間:9月18日(月)11時59分まで
申込方法:こちらのリンクからお願いいたします
当日の参加方法:こちらのリンクを参照してください

【講師コメント】
9月19日から20日まで連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。今回のセミナーではFOMCでの結果を踏まえて、米国経済の見通しについてお話する予定です。加えて、アジアをはじめとする新興国、さらに欧州などの投資機会についても言及します。

事前申し込みが必要ですので、お早目にお済ませ下さい。

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