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新興国の代表的銘柄を買いたい

金曜日の立ち会いでは中国がリザーブ・リクワイヤメント(預金準備率)を引き上げたというニュースを受けて神経質な寄り付きになりました。EUのGDP成長率が予想よりも低かったことでユーロが急落したこともセンチメントを悪くしました。

このような逆風が吹いていたにも関わらず、引けて見たらダメージは案外軽微でした。

下はS&P500のチャートです。
SPX
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JDSUがアジレント(A)のネットワーク検査装置部門を買収

JDSU_A_Acqusition

光ファイバー部品やテスト装置のメーカー、JDSUが今日、アジレント(A)のネットワーク検査装置部門を買収すると発表しました。

買収総額は1.65億ドルで、支払い条件はキャッシュです。

この部門は年間売上高が1.62億ドルですので今回の買収はほぼ売上高の1倍ということになります。

今回の買収はすぐにJDSUのEPSにとってアクリーティブになります。それは即ちEPSを押し上げる効果があるということです。

アジレントのネットワーク検査装置部門は次世代のワイヤレス・ネットワーク、LTE/4Gの検査に強いです。既に世界の50以上の通信会社がLTEを導入することを発表しており、代表的なところではAT&T、中国移動、Tモービル、NTTドコモ、ベライゾンなどが名乗りを上げています。

もともとJDSUはイーサネットのネットワークの検査装置に強く、今回の買収は相乗効果が大きいです。

なお以前からの繰り返しになりますがJDSUは僕がいま一番好きなハイテク株のひとつです。

ピムコはブラジルの債券に強気


上のビデオはブルームバーグがPIMCOの新興国債券部門の共同ヘッド、マイケル・ゴメスに対して行ったインタビューです。

ゴメスは世界の債券の中で最も魅力があるのはブラジルの債券だと主張しています。また欧州の新興国の中ではポーランドが良いと言っています。

ポーランドは世界経済が低迷した2009年ですら+2%のGDP成長を記録しました。経済運営は手堅いし負債比率は許容範囲内だし財政赤字もそれほどひどくないというのがゴメスがポーランドに強気な理由です。

一方、ブラジルに関しては今年大統領選挙があるため投資家はこれを不安材料としています。ゴメスの考え方は新興国のリーダーが過去10年で学んだことは再選するために最も重要なことは経済運営をしっかりやることだということだとしています。

「2006年にルラ大統領が再選されたのも、もとを正せば経済がしっかりしていたからであり、現在のブラジル経済もしっかりしている。だから今回は大統領が誰になるか?という問題はあまり関係ない。経済政策こそが問題なのであり、その点、ブラジルの経済政策はやっていることが正しい。」

「ブラジルの内国債券の金利は12.5%程度の表面金利で取引されているが、そこからインフレ率4.5%を引き算すると8%の利回りということになる。いまブラジルくらい経済が安定している国で8%の利回りを得られるということはオイシイ。」続きを読む

センチメントは弱気に傾いている

下のグラフは「ブルベア指数」と呼ばれる市場参加者のムードを測る指数です。
ブルベア指数


これはインベスターズ・インテリジェンスという会社が出しているもので、全米の株式ニュースレターの強気・弱気を集計したものです。

この指数は:


ブル(強気派)が50以上
ベア(弱気派)が20以下

になったら、マーケットは「売り」であるという風に判断します。

みんなが強気になったら「売り」であることから、典型的な逆指標と言えます。

僕がテクニカル・アナリスト、ゲイル・デューダックから教わったのは「この指標は売りタイミングについては使えるけど、買いについては有効かどうかわからない」ということです。続きを読む

欧州のGDP統計は欧州景気の腰折れを示している

欧州のGDP統計が出ました。

EU第4四半期GDP速報値 
前期比:予想+0.3% 実績+0.1%
前年同期比:予想-1.9% 実績-2.1%

国別では
ドイツが前期比+0.2%の予想に対して実績±0%、フランスは前期比+0.6%でした。両者の明暗を分けたのは内需で、ドイツの内需は減り、フランスの内需は自動車購入に対する補助金の影響もあり強かったです。
イタリア、スペイン、ギリシャなどはマイナス成長を記録しました。

ドイツは今回のリセッションで受けた打撃が少ないです。その理由はバブル時代を通じて労働コストの上昇は低く、競争力の減退が少なかったからです。続きを読む
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