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アフガンは「リチウムのサウジ」になるのか? - 沢利之

ゲストブロガー:沢利之

sawa金融そして時々山」というサイトを運営。 "@sawanoshijin"
山登りを中心とするアウトドアライフを愛する元銀行役員。先入観にとらわれずに、金融・経済の地下水脈を探って行きたいと考えています。


■おすすめエントリー
元記事 公開日時:2010年6月14日 16:37

ニューヨーク・タイムズによると、米国はアフガニスタンで1兆ドル近い鉱物資源の鉱脈を発見したと報道している。発見された鉱物資源は、鉄、銅、コバルト、金や重要な産業資源であるリチウムなどだ。電池の材料として重要性が高まっているリチウムが大量に埋蔵されている可能性について、国防相のあるメモは「アフガンはリチウムのサウジアラビアになる可能性がある」と述べている。続きを読む

中国の特別目的会社の「ダヴィンチ・ホールディングス化」を懸念

中国銀行監督管理委員会(CBRC)はその年次報告書の中で不良債権が将来増加する危険性を指摘しました。

とりわけ地方政府が不動産開発の際に組成するLGFV(Local Government Financing Vehicle)と呼ばれる特別目的会社(SIV)の債務にまつわるリスクに強い警鐘を鳴らしています。

銀行監督管理委員会は不動産セクターに対する貸付および過剰設備を抱えるセクターに対する追加貸付に対しては今後、厳しい態度を取ると表明しています。
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レアアース争奪戦で注目を浴びるモリコープ

以前中国の石油会社CNOOCがアメリカの石油会社ユノカルを買収しようとして米議会から「NO」と言われた事件を皆さんはご記憶かと思います。

(別にいいじゃん?買わせてあげても)

そう感じた投資家はアメリカ国内にも多かったです。

また普段は民間のビジネスに政府が首を突っ込むことに批判的なアメリカ人が、いざ自分の国の企業が中国企業に買われるとなるとコロッと態度を変えたことの偽善には世界が呆れました。

ところがこの話にはウラがあるのです。
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長い低迷期から抜け出すか?タンカー市況

タンカーの株はバラ積み船のセクターより一足先に相場になり、天井を打つのも早かったです。

そもそもタンカーの株が相場になった理由は中国からの需要増に加えてダブルハル(二重底)の義務化で旧式船の廃船が増えるという事が囃されたからです。

そんなわけで2003年から2004年にかけて大相場がありました。

でもその後は大量の新造船の供給が出てくるという不安から相場は長期ボックス圏入りします。原油価格が急騰した2008年を例外として考えるならば、或る意味、現在も2005年以来続いているこのボックス圏の中を株価は推移しているという風に解釈できるでしょう。

そんなわけでちっともエキサイティングでないタンカーのセクターですけど、僕はそろそろ将来に備えて勉強を開始したいと思っています。

バラ積み船のブームはタンカーのブームの後に来たので、タンカーをさておきバラ積み船の方が先に相場になるシナリオはほぼゼロだと思っています。

それはどうしてかといえば船のビジネスは極めて資本集約的な産業であり、大掛かりであればあるほど業界のキャパシティの増減のサイクルは長波にならざるを得ないからです。別の言い方をすればバラ積み船の余剰船腹の整理にはまだまだ時間がかかるということ。

株価的にはタンカーも、バラ積み船も最近は横ばいです。これだけを見ると両者の間でファンダメンタルズ面での差異は無いように思えます。しかし僕はタンカーの方が先にアク抜けると確信しています。
タンカー株指数

(出典:キャピタルリンク)
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iPadやスマートフォンでNAND需要が爆発 サンディスク(SNDK)

サンディスク(ティッカー:SNDK)はNANDと呼ばれるフラッシュ・メモリーのメーカーです。フラッシュ・メモリーは「ノン・ボラタイル」と言って、電源を切っても記憶された情報が失われない種類のメモリーです。

フラッシュ・カードはデジカメや音楽の再生装置に使われているので皆さんもご存知だと思います。その利点は形状が小さいこととハード・ディスクに比べて熱を発しない点にあります。

しかしこれまでは単位あたりの単価が高く、ハード・ディスク・ドライブに取って代わることは難しかったです。

しかしフラッシュ・メモリーのコスト・カーブは下の図のように年々下がっており、コストが下がるに従って用途も増えています。
コスト・カーブ

(出典:サンディスク)
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