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金鉱株の奇をてらわない保守的なチョイス ニューモント・マイニング(NEM)

われわれが金鉱株に投資する場合、やはり金価格の上昇で恩恵を蒙る企業を素直に買いたいという動機が最大だと思います。

その場合、古くから操業しており信頼の置ける経営陣のやっている会社がベストです。

ニューモント・マイニング(ティッカー:NEM)はアメリカ最大の産金会社です。年間生産量は約540万オンスです。

投資家から信頼を置かれているという点では右に出る銘柄は無いと思います。

同社の主力金山はネバダ州のカーリンで、これが安定したドル箱となっています。それに加えてペルーのヤナコッチャ、インドネシアのバトゥ・ヒジャウ、オーストラリアのボディントンに金山を所有しています。また最近ではガーナにも進出しています。
ニューモント地図

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フォックスコンやホンダにおける賃上げは中国にとり好材料という詭弁

今日、ある証券会社が「フォックスコンやホンダにおける賃上げは個人消費の押し上げにつながり、中国にとり好材料だ」というコメントを出しました。

これほど間違った意見も無いと思います。

先ず中国の人たちは貯蓄性向が高く、お給料が上がってもそれを全部消費に回すなんてことはしません。

次に賃金インフレというのはインフレ・サイクルのいちばん最後にやってくる、もっとも厄介なインフレであり、ひとたび(そうか、賃上げを要求できるのか)という認識が労働者に広まると全ての物価や地価に対するエクスペクテーション(期待)のアンカーが引き摺られはじめます。

人民銀行の立場からすると、もっとも徹底的にインフレ期待の芽を摘むべき局面がやってきたということです。

さて、中国に工場進出している企業の立場からすれば人件費が高騰しはじめれば事業採算性を占うことが困難になります。(それなら中国ではなく、ベトナムにしよう)という議論も当然出てくるのです。続きを読む

インドの財務省が上場維持基準を変更

インドの財務省が金曜日の引け後、上場維持基準を変更しました。

新ルールでは発行済み株式数の最低25%が一般株主に流通する浮動玉でなければならないと定められました。

若し、現在一般株主が25%に満たない企業が存在すれば、その企業はすみやかに新株を発行するか、ないしは創業者(プロモーター)のシーズンド・ストック(既発株式)をセカンダリー・オファリングなどの方法で一般投資家にはめ込まなければいけません。

また将来もし或る企業の浮動玉が25%を割り込んだ場合は1年以内にそれを25%に引き上げることが義務付けられます。
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最後の「処女」新興国、バングラデシュに迫る (三回シリーズ その3)

同国の通貨であるバングラデシュ・タカは安定しているし、余り上昇していないので衣類の輸出競争力は強いです。

バングラデシュ経済は比較的閉じた経済であり、輸出能力の開発はまだまだこれからです。
貿易のオープンさ

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最後の「処女」新興国、バングラデシュに迫る (三回シリーズ その2)

バングラデシュの経済は極めてシンプルな構造になっており、理解しやすいです。

具体的には出稼ぎ労働者の送金、衣類の輸出による外貨獲得、コモディティ価格の変動、銀行システムに滞留する過剰流動性の四つをおさえておけばバングラデシュの資本市場の動きはほぼ理解できます。
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