Market Hack

ドイツが単独でギリシャ救済に動く?

ダウ・ジョーンズのニュースによるとユーロ加盟各国はギリシャ救済のプランを練っているようです。
これは「bilateral help」になるらしいです。

bilateralというのは「二国間の」という意味なので、或る国が単独でギリシャを支援することを意味します。ここでの或る国とはドイツを指すと考えてまず間違いないでしょう。

つまりIMFやEU全体として支援の手を差し伸べるのでは無いということ。

これは事前の予想通りであり、一番、可能性が高いシナリオだとされていました。僕の予想は3日早すぎた(先週末を予想していました)けど、やっぱり来ましたね!続きを読む

水曜日のベン・バーナンキ議長のスピーチは要注意

FRB議長は年に2回、議会に対してFRBが今なにを考えていて、経済の状況はどうなっているのかを報告する義務があります。

今週の水曜日にその報告がなされます。

ウォール・ストリート・ジャーナルは今回のミーティングでバーナンキFRB議長がかなり明快に出口政策の実際の手順に関して説明をするのではないか?と観測しています。

この記事がデカデカと今日のウォール・ストリート・ジャーナルに出たので折角、テクニカル妙味から買い出動しようと思っていたトレーダー達は出鼻を挫かれました。(僕も1回転取りにゆくのは諦めました。)

日本ではFRBは当分の間利上げなど出来ないと考えている投資家が多いようですが、僕の考えは違います。

利上げは数カ月以内に起こるし、その意向を市場へシグナルするのは早ければ今週にも始まると覚悟しています。続きを読む

突飛な意見かも知れないけど、、、フランスだって安閑とはしていられない

実は買ってみようかと思っているのです、このマーケット。

但し戦術は厳格に限定します。

先ずあくまでもCFDによるデイトレだということ。

損切りのストップロスはタイトに設定したいと思います。

まんまと利が乗ったら、すぐ降ります。

ロングする対象は:

1.スペインIBEX35指数CFD
2.S&P500指数CFD

の2つだけです。

説明します。

週末のG7では「地中海クラブ」救済に関して投資家の期待したような良いニュースは出ませんでした。

だから「落胆売り」からはじまってもおかしくないと思います。続きを読む

ギリシャ救済に関して具体案は出なかったG7

カナダで開かれていたG7では結局ギリシャ救済の具体案は出ませんでした。

先週金曜日のニューヨーク市場ではザラ場に「若し週末のG7で機先を制したギリシャ救済策が打ち出されたら、踏み上げ相場になる」という観測が出て、それが原因でマーケットが戻したのです。

しかしフタをあけてみたら大した対策は出ませんでした。

「金融システムの安定に費やした公的資金の損失は金融機関にもキッチリ負担してもらう」というわけのわからない方針が発表されるにとどまりました。ギリシャなどPIIGSに対する救済もこの「金融システムの安定」に含まれるのだと思います。

でも本来、ギリシャの問題はメガバンクなどとは無関係に存在した問題であり、その帳尻をメガバンクに求めるのは筋違いだと思います。

G7の発表がこのようにトンチンカンなものだったことに対して週明けの相場では落胆する投資家も出ると思います。

さて、スケジュールの話が出たところで今後の日程を見ると結構、ハラハラするイベントが続きます。

先ず今週からポルトガルでは今年の財政赤字をGDPの8%以内に収めるという予算案が議会で討議にかけられます。

またギリシャでは2月10日と24日に大きなゼネストが計画されています。

ギリシャの議会は3週間以内に今回EUに批准された財政緊縮計画を議会で承認してもらう必要があります。

3月に入るとギリシャの政府はアジアと米国に国債の売り込みのためのロードショウに出ます。

4月と5月にはギリシャの債務の50%相当、言い換えれば250億ユーロの借り換えをする必要があります。続きを読む

ギリシャを救済するインセンティブは大きいはずだ

公的部門負債GDP比


この週末、カナダでG7が開かれています。
昨夜の「炉端会議」では主にギリシャのソブリン危機の問題が討議されたそうです。

僕の考えではEUないしはIMFが早い段階でギリシャ救済に乗り出す公算は高いと思います。

理由その1: 先週、欧州委員会は安定成長協定(Stability & Growth Pact)に基づきギリシャの安定化プログラムを承認したにも関わらず、市場はこれを好感しなかったこと

この「口先介入」でギリシャを盛り立てることが出来なかったということは市場がギリシャの自己統治能力を信じていないということは明白であり、またEUのクレディビリティ(信頼)も揺らぎ始めていると思います。そのような危ない兆候が見られた場合は、機先を制して断固たる措置を取った方が後々問題が雪だるま化しないためにも好ましいと思うのです。

理由その2: ギリシャなら何とか救えるけど、「大きすぎて、救えない(too big to fail)」国は幾らでも控えていること
上のグラフを見てもわかるように長年、溜め込んだ国家の負債という点では今問題化しているギリシャやスペインは特別ユニークというわけではありません。もっと醜悪な国は幾らでもあるのです。ということは今はギリシャが火だるまになっているけど、各国の財務大臣は「いつ投機筋の矛先がわが国に向けられるか、安心して夜も寝られない」とビビっている筈なのです。

実際、比較的内容が良いと思われているフランスのCDS(デフォルト保険)価格は異変を示しています。

(投機筋を調子付かせると、面倒なことになるな)

そういう一種運命共同体みたいな連帯感が働いているはずです。続きを読む
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