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ユルユルのマネーこそが世界の株式市場を動かしている要因だ

中国経済が+11.9%という素晴らしい成長を記録していることは今更繰り返すまでもなく多くの人が知っています。

そこで中国株はさぞ騰がっているだろうと考えるわけです。

ところが中国株のパフォーマンスは余り良くありません。

下はビスポークに掲載された年初来(YTDというコラム)の世界各国の株式市場のパフォーマンスです。
ビスポーク1


これを見ると中国はビリに近いです。

でもパフォーマンスが冴えないのは別に中国だけではありません。続きを読む

アップル(AAPL)の決算は絶好調

アップル(ティッカー:AAPL)が第2四半期決算(3月期)を発表しています。

EPS 予想$2.44 実績$3.33
売上高 予想120億ドル 実績135億ドル
グロスマージン 予想40.1% 実績41.7%
iPhone出荷台数 予想730万台 実績875万台
iPod出荷台数 予想970万台 実績1089万台
Mac出荷台数 予想290万台 実績294万台

来期のガイダンスは:
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ビデオ・コールが当たり前の時代になった場合、携帯ネットワークになにが起こる?

「Tech Wave.jp」の湯川さんの記事で次世代iPhoneの「置き忘れ事件」が詳細に報じられていますが、その中で僕が面白いと感じたのは次世代iPhoneでは前面に小型カメラがついており、明らかにビデオ・コール、つまりテレビ電話を想定しているという点です。

携帯電話による通話が現在の音声からビデオ・コールになるとネットワークにかかる負荷は増えると思います。

またアップリンクのスループットもとても大事になるし、ユーザーの帯域幅消費に対する管理機能の重要性はたぶん増すと思います。

現在の携帯電話インフラストラクチャではオーセンティケーション(利用者の確認)とチャージング(通話時間などによる課金)に関しては管理システムが発達しています。
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証券会社潰すにゃ鉄砲は要らぬ マフィア取締法の怖さ

ドレクセル・バーナムが潰れた日、気が付いたらトレーディング・ルームを抜け出してNトレイン(ニューヨークの地下鉄の路線のひとつ)に乗ってダウンタウンに足が向いていました。兎に角、この目で見届けておきたいと思ったからです。

ドレクセル・バーナムは「ジャンクボンドの王様」、マイケル・ミルケンが活躍した証券会社です。しかし証券取引委員会(SEC)から起訴されて、法廷でのバトルを戦っていました。

ウォール街の大半はマイケル・ミルケンに同情的でした。僕の勤めていた会社のテクニカル・アナリストで、全米テクニカル・アナリスト協会の会長を務めていたゲイル・デューダックもウォール・ストリート・ジャーナルに出た全面広告「マイケル・ミルケン、われわれはあたなを信じています!(Mike Milken, we believe in you!)」というメッセージに名前を連ねていました。
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ゴミ証券「ソーセージ工場」の内幕

米国証券取引委員会(SEC)対ゴールドマン・サックスの全面戦争は下手な映画よりオモシロイです。

先ずSECですが、一昨年のバーニー・メードフの「ねずみ講」事件では何度もタレコミがありながらしっかりと調査せず、「ウスノロ!」とか「怠慢!」という罵声を浴びまくりました。

そこでメアリー・シャピロSEC長官は「泥棒をつかまえるには、泥棒を使え!」というフランクリン・D・ルーズベルト大統領の名言(*)に従い、CDOのメジャー・プレーヤーの一社であるドイチェバンクの北米最高法律顧問(ゼネラル・カウンセル)を務め、ウォール街の内情に詳しいロバード・クサミをスカウトします。

クサミは1993年のワールド・トレード・センターの地下の爆破事件の裁判で検事を務めた人でもあります。

クサミはゴールドマンが組成したアバカス(=日本語では「ソロバン」)という名前のCDOの組成の仕方に関心を持ちました。

このCDOのアイデアはヘッジファンド、ポールセン&カンパニー(前財務長官ハンク・ポールセンとは無関係)からゴールドマンに持ち込まれたアイデアです。

ポールセン&カンパニーは米国の住宅抵当証券が崩れるというシナリオを立て、今、市中に出回っている住宅抵当証券の中でもとりわけデフォルトする可能性が高いと思われるゴミ証券ばかりを選びぬいて「これをパッケージングして投資家に販売するとおもしろいぜ。俺はこれらのゴミ証券は紙くずになると思うので、ショート(売り方)に回るけどね」とゴールドマンに持ちかけました。
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