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次世代BIツールの旗手 クリック・テクノロジーズ IPO

クリック・テクノロジーズ(ティッカー:QLIK)はスウェーデンで創業されたビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトウエアの会社です。

ビジネス・インテリジェンス・ソフトウエアと言えばオラクル、ハイぺリオン、コグノスなどの企業が有名ですが、クリック・テクノロジーズの製品はこれまでの分析ツールとは発想やソフトウエアの構築のされかたの面で根本的に異なります。

具体的には同社の「QlikView」はイントゥーイティブ、つまり直感的なユーザー・インターフェースになっており、ユーザーがマニュアルで勉強する必要はありません。

サッカーのチームの成績などに関する過去データを「QuikView」でビジュアル化したデモを見て下さい。
クリックビュー3

クリックするとデモが開始します。)続きを読む

不況下で好業績を続ける専門店 エアロポスタール(ARO)

ティーン向けファッション専門店、エアロポスタール(ティッカー:ARO)が週末の『バロンズ』に好意的に取り上げられていました。

そこで『バロンズ』の記事に書かれていない部分を中心に補足しておきたいと思います。

先ず同社はアメリカ国内中心に展開しており、海外へは余り進出していないのでご存知ない方が多いと思います。同社は主にターゲットにしているのは中学から高校生くらいの若者です。

特に廉価なTシャツが同社のキー・アイテムになっており、ショッピング・モールの店舗に足を向かわせる理由を提供する重要なアイテムの役割を果たしています。
下は同社の商品の例です。

ご覧のようにグラフィックス(図柄)を大胆に配した商品が特色です。
ガールズT
ARO

ボーイズT
ARO2

(出典:エアロポスタール)
このような目立つアイテムをどこよりも低価格で提供し、積極的に流行を追いかけるということがエアロポスタールの企業戦略です。

それと同時にマークダウン(=ディスカウント)をなるべく減らし、売れ筋商品を読み間違ったら、すぐに仕入れをストップすることで商品の回転を高めることを目指しています。
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米国の大企業のバランスシートは鉄板だ

世界のマーケットは軟調に推移しています。このところの投資家の懸念はギリシャ危機やアメリカの財政赤字など、主に国家のバランスシートに対して向けられています。

投資家が国の財政内容にばかり気を取られている理由はリーマン・ショック以降、企業の経営者のマインドが冷え込んだので景気にカツを入れようとするとどうしても政府頼みにならざるを得なくなり、各国が財政出動した結果、親方日の丸やアンクル・サムの懐事情が限界にきているからです。

もう無い袖は振れない、、、

そういう状態です。無理して住宅ローンを組んだ消費者は今、持ち家の価値が下落して苦しんでいるし、新しい家が売れないので大工さんや不動産ブローカーの仕事もヒマです。

それではアメリカ全体が破綻の瀬戸際に立っているのでしょうか?

それはそうではありません。涼しい顔してsitting pretty、つまりこの苦境を苦も無くやりすごしている連中がいるのです。それもワンサと。
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「南米の楽天」メルカドリブレ

メルカドリブレ(ティッカー:MELI)は南米最大のイー・コマース企業です。ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ペルー、メキシコ、ベネズエラ、コロンビア、パナマ、エクアドルなどに展開しており、人口で4.9億人をカバーしています。

同社は電子市場、クラシファイド広告、サーチ広告、ディスプレイ広告、電子決済などのサービスを提供しています。現在の登録ユーザー数は4260万人で、登録ユーザーの成長率は年率37%です。

今年1月のトータル・ユニーク・ビジターは3219万人でした。これを比較するためアリババを見ると9992万人、楽天は3700万人となっています。

メルカドリブレでの取引は95%が固定価格でオークションは5%に過ぎません。またユーズド(中古)商品の占める割合は20%です。

企業向けと消費者向け(C2C)の両方に事業展開しています。

南米では未だイー・コマースは余り普及していません。小売り売上高に占めるネット取引の比率は下のグラフのようになっています。
小売り売上高に占めるネット取引
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でっち上げプレゼン資料で緑豆ハルサメ危機

中国山東省特産の春雨(ハルサメ)はつるつるとした喉ごしの逸品ですが、新華網などが伝えるところによるとそのハルサメの原料である緑豆(リョクトウ)の卸売業者が100社以上の同業者を集めたカンファレンスを開催し、「緑豆の作柄に関する重大な懸念」として生産が前年比で64.05%も落ち込んだという説明をしたのだそうです。(公式統計では-14.9%だったので不作であったことは間違いありません)続きを読む
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