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「ギリシャの島々を売却しろなんて、とんでもない!」 メルケル首相とパパンドレウ首相の会談

ドイツのアンゲラ・メルケル首相はベルリンでギリシャのパパンドレウ首相と会談しました。

その中でメルケル首相は「ギリシャからは直接財政支援して呉れとは頼まれなかった。いまのところユーロ・ゾーンは平静を取り戻したように見えるし、そういう次第だから支援の問題は話題にならなかったのだ」と語りました。

ギリシャの財政立て直しの努力に対しては「立て直しにはすぐにとりかかる必要があるし、その道のりは平たんではない。でもアイルランドやラトビアなど他の国も頑張って立て直しに取り組んでいるからギリシャもここはひとつ頑張るべきだ。その意味で先日ギリシャが財政削減案を閣議で承認したことには感謝しているし、ギリシャ政府の勇気を称えたいと思う。」
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連載:ETFのウンチク(その3)

【コア・サテライト】
次にコア・サテライトという考え方があります。これはとりわけ皆さんにやってほしい戦略です。コアというのは中心、サテライトというのは衛星という意味です。
コア・サテライト

つまり惑星と衛星のようにメインになるものと遊撃手的にチャンスを狙いにゆく投資対象を分けるやり方なのです。例えばメインになるETFとしてアメリカの代表的な株価指数であるS&P500をなぞるSPYを据えるとします。そして個別銘柄で自分が特に好きな銘柄をそれとは別に組み入れるなどの方法がこのコア・サテライトなのです。続きを読む

設備投資サイクルの大底を拾う シエナ(CIEN)

YouTube、ニコニコ動画、USTREAM、Skypeなど、ビデオは我々の日常のネット生活でごく当たり前の存在になりました。

うちには高校4年生と小学8年生(アメリカですので日本とは違うシステムです)の息子がいますが、もうテレビはみません。というより受像機そのものが無いのです。

「テレビなんて全部Hulu.comで見ることができるよ」

というわけです。映画についても最近ではX boxで全編をダウンロードできるので、ケーブル・テレビも見なければ、ビデオ・レンタル屋へ足を運ぶことも無いのです。

これはインターネットのインフラストラクチャにかかってくる負荷が激増することを意味します。

昔、ドットコム・バブルの頃は株式市場からどれだけでも資金調達できたので、先行投資の資金にはぜんぜん困りませんでした。だからどんどん光ファイバーを敷設してキャパシティだけは増やせたのです。

でもその光ファイバー網の大半は点灯されていない、所謂、ダークファイバーでした。

業界関係者の口癖は「そのうち、何かキラー・アプリケーションが出てきて、周波数帯域の消費がはじまるさ」というものでした。

さて、こんにちの状況を見ると当時と全く逆です。

今は「次は何がキラー・アプリケーションか?」などという寝ぼけた問いを発する者は居ません。

既に上に述べたような各種ビデオ・サービスがあるし、iPhoneがあるからです。
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毛並みの良い半導体企業 メラノックス(MLNX)

シリコンバレーのハイテク株の伝統的な「買い方」のひとつが、天才的な半導体デザイン・エンジニアの興した若くて元気の良い会社をガムシャラに買い上がるという、いささか乱暴な戦法です。

このやり方はリスクも極めて高いのですが、上手く有望な企業を掘り当てたら、思わぬ投資リターンをもたらす場合もあります。古くからアメリカ株に投資している人なら、ブロードコム(BRCM)やマーベル(MRVL)がそういうやり方で凄い「出世株」になったことを覚えていることと思います。

さて、ドットコム・バブルが弾け、シリコンバレーが「鳴かず飛ばず」になって久しいですが、このところ最先端のデータ・ソリューション向けのデザイン競争は俄かに熱を帯びてきていると感じます。クラウド・コンピューティングの定着でデータ・センターへの負荷が増している事も関係しているのかも知れません。

そこで紹介したい銘柄がデータ・センター内のサーバとストレージの間の高速データ通信を司るインターコネクト(接続)製品を作っているメラノックス(ティッカー:MLNX)です。

メラノックスはストレージのスタンダードのひとつであるインフィ二バンドを最初に手掛けた企業です。また最近ではイーサネットでのインターコネクト製品にも進出しています。

メラノックスの製品はIBM、ヒューレット・パッカード、デル、サンマイクロシステムズ、富士通シーメンスなどの企業のサーバに搭載されています。

同社はシリコンバレーのサニべイル(管理部門)とイスラエルのヨクナム(開発)に本社を置いています。
MLNX
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日銀国債引き受け 英国の例を見よう!

日銀による国債の引き受けが議論になっています。

僕に言わせれば、別に口角泡を飛ばして形而上学的な議論を戦わせなくても、既に具体的な先例は海外に存在します。

例えば英国ではHM Treasury(英国大蔵省ないしは財務省)の発行したギルトの殆どをイングランド銀行(英国の中央銀行)が買い取っています。

下のグラフは英国の政府(地方政府を除く)の借り入れをネットベースで示したものです。
英国政府の借入れ
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