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ベン・バーナンキFRB議長再任投票は依然予断を許さない状況です

ベン・バーナンキFRB議長の再任を巡る上院の投票の行方は依然予断を許さない状況です。

先ず断っておくと承認に必要な票数は60票(赤線部分)です。

再任票読み


なぜ60票かというと4人の議員さんが「ホールド」のアピールをしたからです。「ホールド」とは、単純過半数(この場合51票)ではなく、60票を必要とするというfilibuster(=合法的な議事妨害)のことを指します続きを読む

証券取引所は記者クラブみたいなものだ

はじめてのCFD取引


誤解を恐れずに言えば東証やNYSEのような証券取引所は記者クラブみたいなものです。

「そこに出入りすることを許されなければ、新聞記者じゃない」みたいな固定観念は株の世界にもあります。

ずっと昔の話で皆さんに笑われそうですが、バブルの時代に東証の会員権が外国証券会社に解禁されたとき、ソロモン・ブラザーズが「解禁第一号」の選から漏れたんです。

そのときソロモンは「ウォール街の王者としてのプライドが傷ついた。どうしてくれるんだ!」と吠えました。

でも最近は最良の価格や執行条件で株式を売買するのに必ずしも取引所に行く必要はありません。(僕は東証のことは良く知らないので、あくまでもNYSEなどの話です。)これは例えて言えば「記者クラブにいけなくても取材はできる」あるいは「記者クラブにいかないと取材ができないようにしてあるのは仕組みがおかしい」という議論に似ているのです。続きを読む

グーグル(GOOG)の創業者の株式売却意向の届け出が意味するもの

グーグルの創業者、ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンの2人がむこう5年間の株式売却意向に関してSEC(米国証券取引委員会)に8-Kを提出しました。

結論から言うとこの報道にニュース性はありません。

でも気にしている読者も居ると思うので、なぜこういう発表がされるのか?そのインパクトはどうなのか?という点を解説しておきます。

アメリカの証券法では普通のやり方(公募増資)じゃない方法で株式を取得した場合(=正式な定義はunregistered or private sales)、投資家はそのような方法(私募)で発行された新株の処分をしたいときは一定の規則に則って処分するきまりになっています。

それではどんな取得方法がこれに該当するかといえば、創業者が最初に出資した資本金とか、IPOまえにベンチャー・キャピタルが出資したプライベート・ラウンド(私募)とか、幹部社員がストック・オプションで株式を貰った場合です。

それらの経路で取得した株式は制限付き(restricted)証券と呼ばれ、処分の際に一定の手順を踏みます。
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暗雲たちこめるNY市場 こんな時だからこそ利用しよう(現物+CFD)のヘッジ・ストラテジー

NY市場がなんとも不気味な展開になっています。

本来であればオバマ大統領が指名したベン・バーナンキ現FRB議長の再任は、とっくの昔に議会で表決に付され、承認されていなければいけないのです。

でも今、議会はてんやわんやになっています。

なぜならヘルスケア法案でバトルが繰り広げられているし、先週はウォール街の銀行の頭取を集めて公聴会を開き、投資銀行のボーナスに喰ってかかったし、そうかと思えばマサチューセッツの予備選挙では「まさか」の民主党の敗退で、今年中間選挙を控えた議員さんたちは胆をつぶしました。

そういうドタバタに霞んでしまって、バーナンキ議長のコンファメーション(承認)が未だスケジュールすら組まれていないのです。今週水曜日(27日)のオバマ大統領のステート・オブ・ザ・ユニオン演説にはもう間に合いそうもないし、第一、金曜日(29日)が来てしまえば、もうバーナンキ議長はテクニカルには議長ではなくなるのです。

つまりドン・コーン副議長が「代理」としてFRB議長に座に来週(1日)から座る、、、そういうところまで追い詰められているのです。

このピンチをなんとかしないといけないという一心で、ウォーレン・バフェットは今日、テレビで出来る限りのアピールをしました。

「あんたら議員さん達、若しバーナンキ議長に票を入れないなら、その一日前にオレにその旨を伝えてくれ。株を処分するんだから。NY市場がカオスになったら、あんたらのせいだよ。」

このバフェットのけん制がどれだけ議員さんが有権者の顔色だけをみてバーナンキに反対票を投じることへの抑止力になるかは、ハッキリ言って僕には皆目見当がつきません。
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ベン・バーナンキFRB議長の再任の上院承認が暗礁に、、、

けさ寄り付き前にTwitterでつぶやいたように、ベン・バーナンキFRB議長の再任の上院承認が暗礁に乗り上げています。

上院共和党院内幹事(Senate Minority Whip)のジョン・カイル(アリゾナ州)が共和党上院議員全員に「今回の表決に関する態度をハッキリしろ」という催促状を出しました。これはキャピトル・ヒルの隠語で「NOと投票しろ」という指示が出た事を意味します。

投票日は未定。しかし1月の末日までに表決する必要があります。

この事態を憂慮したウォーレン・バフェットはCNBCのインタビューで「若しバーナンキが再選されなければ市場は大混乱に陥る。もし上院議員たちがそんな投票をするつもりなら、一日前に私に教えて欲しい。持ち株を処分するから。」と答えました。


下のグラフは現在までにわかっている議員さんたちの投票意向の集計です。

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