Market Hack

マネックス証券主催「米国株式月次オンラインセミナー」開催のお知らせ

1

マネックス証券主催「米国株式月次オンラインセミナー」は以下の要領で開催されます。

開催日:2017年4月24日(月)
時間:夜8時半から10時
講師:広瀬隆雄
参加資格:マネックス証券に口座をお持ちのお客様限定とさせていただきます
口座開設:こちらのリンクからどうぞ
当日の参加方法:こちらのリンクからどうぞ

CSX 第1四半期決算発表 EPS、売上高ともにOK

CSX(ティッカーシンボル:CSX)の第1四半期決算はEPSが予想43¢に対し51¢、売上高が予想27.6億ドルに対し28.7億ドル、売上高成長率は前年比+9.6%でした。

輸送量は全体が+3%、内訳はマーチャンダイズが+4%、石炭+3%、複合輸送+1%でした。

運賃は+7%でした。石炭は輸出向けが一時的に急増したことが寄与しました。マーチャンダイズと複合輸送の運賃は長期下落圧力を受けています。

今期CSXは1.73億ドルのリストラ費用を計上しました。これはEPSにして約12¢です。このため費用は前年比+13%でした。

CSXは稼働率をUPするため、運行見直し中です。

アフターマーケットでのCSX株は+2%で推移しています。

CSX

アメリカン・エキスプレス 第1四半期決算発表 EPS、売上高、ガイダンス全てOK

アメリカン・エキスプレス(ティッカーシンボル:AXP)の第1四半期決算はEPSが予想$1.27に対し$1.34、売上高が予想77.6億ドルに対し78.9億ドル、売上高成長率は前年比-2.5%でした。

株主資本利益率は25.1%でした。これは前年同期の23.6%から改善しました。

貸倒引当金は5.73億ドルでした。これは前年同期の4.34億ドルから+32%増えました。貸倒引当金が増えた理由は融資額の増加に加え、損金計上が増えたためです。

総費用は55億ドル、前年同期比+1%でした。

2017年のEPSは予想$5.65に対し、これまでのガイダンス$5.60~$5.80が堅持されました。

アフターマーケットでのAXP株は+2%で推移しています。

AXP

欧州株が不穏な動き フランス大統領選挙での番狂わせリスクを恐れて

イースター休暇明けの欧州株式市場は軟調に寄り付いています。その理由は、いよいよ週末に迫ったフランス大統領選挙第一回投票が「番狂わせ」になるリスクを織り込み始めているからです。

ここで「番狂わせシナリオ」とは、EU離脱を主張する極右、左翼の候補だけが決選投票に進むシナリオです。

フランスの大統領選挙は「二段構え」になっています。

まず4月23日の第一回投票では、いきなり51%以上を獲得する候補者が出るかどうかが試されます。現在首位の、極右、国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン候補は、有権者アンケート調査で上位をずっと走ってきましたが、支持率が30%を大きく超えたことは無く、どんなに頑張っても、いきなり「過半数→当選へ」というシナリオは考えにくいです。

どの候補者も51%に届かなかった場合、上位2名で決選投票することになります。

問題は、この部分です。

これまではマリーヌ・ル・ペンの向こうを張って5月7日の決選投票へ進む候補者は、当たり障りのない、穏健な候補になるだろうと見られていました。

その場合、「決選投票になると、とたんに保守的になる」フランスの有権者は、このNo.2の候補者に票を投ずれば良いわけです。そのような消極的で保守的な票がすべてNo.2の候補に集中するので、決選投票では穏健な候補が勝利する……というのが、これまでのメイン・シナリオだったのです。

しかし……

ここへきて泡沫候補だった左翼党(LFI)のジャン・リュック・メランション氏が、巧みなトークと有権者の心を掴む面白い選挙キャンペーンで支持率を伸ばしています。

彼が唯一の左派候補(というか社会主義者)ということも少なからず関係していると思います。

メランション氏は65歳ですが、ポップ・カルチャーを巧みに選挙戦に取り入れています。たとえば「財政コンバット」というビデオゲームをリリースし、その中でメランションのキャラが、IMFのクリスティーヌ・ラガルドからおカネを巻き上げるというような設定になっています。



また選挙集会で、スターウォーズを連想させる3Dホログラムにより同時に二箇所の集会場でスピーチするなど、若者と「つながる」力が強いです。

メランションはとてもトークが上手いので、政治に興味の薄い、「情弱」にもウケているわけですが、その本質は、キューバのフィデル・カストロ、ベネズエラを無茶苦茶にしたウゴ・チャベスなどの「南米型ポピュリズム」に強く影響を受けたポピュリズムだと思います。

一例として、「年間所得40万ドル以上の高額所得者には90%の所得税を課せ!」と主張しています。このような重税が経済をダメにするのは、むかしの「英国病」の例で既に証明されています。

さらにメランションは「EUとの間で、リスボン条約(=EU憲法)を再交渉する。EU離脱も可能性として残す」と主張、NATO、IMFなどからも脱退を主張しています。

メランション氏への支持率は18%前後で、現在は第4位ですが、投票日直前の勢いという点では他のどの候補よりモメンタムを持っているので、ひょっとすると第一回投票の上位二者は1)ルペン、2)メランション、という選択肢になるかも知れません。

その場合、有権者は(隠れナチスではないか?)と噂されるファッショ的なルペンと、「ベネズエラへの道」を邁進するかもしれないメランションという、サイアクな候補の間でどちらかを選ばなければいけなくなります。

ルペンは「自分が大統領になったらEU離脱の国民投票を行う」と公約しています。

欧州の市場参加者は、国民投票を最も恐れます。Brexitの例を引き合いに出すまでもなく、EU残留の是非を直接国民に問うのは、とてもリスキーな行為だからです。

【関連する記事】
インヴァスト証券主催ETFセミナー「フランス大統領選挙第1回投票の結果と今後の投資戦略」開催のお知らせ

ネットフリックス 第1四半期決算発表 EPS、売上高はOK、サブスクライバー数は×

ネットフリックス(ティッカーシンボル:NFLX)の第1四半期決算はEPSが予想37¢に対し40¢、売上高が予想に一致する26.4億ドル、売上高成長率は前年比+34.7%でした。

「ハウス・オブ・カーズ(シーズン5)」の制作費用が当初予定されていた第1四半期から第2四半期へズレ込んだため、第1四半期の営業マージンは計画(7%)より高い9.7%でした。この関係で第2四半期の営業マージンは4.4%にとどまると予想されます。通年では7%を維持できると会社側では見ています。

また新番組が来期にズレ込んだ関係で、新規加入者増も予想を下回りました。第2四半期には、その分、新規加入者が増えると予想されます。

このような新番組のタイミングに絡み四半期加入者増にバラツキが見られる現象は、オンデマンド・ストリーミングの潜在成長力や加入者増の長期トレンドとは無関係です。

海外部門売上高は為替要因を除くと前年比+62%でした。平均単価(ASP)は+12%でした。また第1四半期は海外部門が初めて黒字転換しました。

2017年のマーケティング費用は10億ドルを見込んでいます。

アマゾンがNFLに参入したことに関しては、ネットフリックスは連続ドラマ制作に資金を投入した方がリターンは高いと考えています。

当面、営業マージンはゆっくり拡大させる考えで、むしろオリジナル番組にどんどん先行投資することで新規加入者を獲得することを優先したい考えです。

このためフリー・キャッシュフローはとうぶん赤字が続くと予想しています。第1四半期のフリー・キャッシュフローは-4.23億ドルでした。ちなみに2016年第4四半期は-6.39億ドルでした。2017年通年では-20億ドルのフリー・キャッシュフローを予定しています。

第1四半期の国内新規加入者数はガイダンス150万人に対し142万人でした。これで国内総加入者数は5,085万人になりました。ちなみに2016年第4四半期は193万人でした。

第2四半期は60万人を見込んでいます。(旧ガイダンスは50万人でした)

第1四半期の海外新規加入者数はガイダンス370万人に対し、353万人でした。これで海外総加入者数は4,789万人になりました。ちなみに2016年第4四半期は512万人でした。

第2四半期は260万人を見込んでいます。(旧ガイダンスは210万人でした)

国内・海外を合わせた総加入者数は9,875万人でした。第2四半期は1.02億人を見込んでいます。

NFLX

【お知らせ】
Market HackのFacebookページに「いいね」すれば最新記事をサブスクライブすることができます。

広瀬隆雄のTwitterもよろしく。

最後にMarket Hack読者の親睦コミュニティ、Market Hack Salonは、現在、新規メンバーを募集中です。

MarketHackについて
Market Hackは世界経済ならびにビジネス・シーンに関するニュース・サイトです
月別アーカイブ
免責事項
なお運営上、ここに書かれる意見には諸々のバイアスがかかっています。投資情報は利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失を生じる場合がございます。投資対象や取引の仕組み及びリスクについてご理解の上、ご自身の判断と責任においてお取引いただきますようお願い申し上げます。
BLOGOS
カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ