Market Hack

アルファベット 第1四半期決算 EPS、売上高ともにOK

アルファベット(ティッカーシンボル:GOOG)の第1四半期決算はEPSが予想$9.28に対し$9.93、売上高が予想302.8億ドルに対し311.5億ドル、売上高成長率は前年同期比+25.8%でした。

広告収入は前年比+24%、トラフィック・アクイジション・コスト(TAC)は+36%、ペイド・クリックは+59%、コスト・パー・クリックは-19%でした。営業マージンは22%でした。

なおアルファベットは今期から新会計基準(ASU2016-01)を採用しています。新会計基準により同社のEPSは$3.40増えているので、リポーテッドEPSは$13.33でした。

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Market Hack OUTLOOK 2018年4月22日(日)

Market Hack OUTLOOK

【まとめ】
米国株式市場は大きな三角保ち合いを形成しています。

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株式バリュエーションにとり重要な要素である長期金利はこのところ上昇気味です。現在の米国10年債利回りは2.96%です。

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企業業績は、すこぶる好調です。2018年のS&P500のコンセンサス一株当たり利益(EPS)は158.05ドルに上がってきました。

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いま2018年第1四半期の決算発表シーズンに入っていますが、今期は+18.6%の成長が見込まれています。

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向こう12ヵ月のS&P500のEPSに基づいた株価収益率は16.62倍です。過去5年間の株価収益率の平均は16.0倍、過去10年間のそれは14.2倍、2017年のクリスマスの頃のそれは18.5倍であったことを考えると、NY市場はそれほど割高ではありません。

2018年末のS&P500の株価収益率は17.3倍を予想しています。その時点でのS&P500指数は2,734(不変)を予想します。2018年の米国のGDP成長率は2.65%(不変)を予想しています。PCEコア・インフレは2.0%(不変)を予想しています。ドル/円は2018年末の時点で110円(不変)を予想しています。原油価格は70ドル(不変)を予想しています。

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ゴールドは1350ドル(不変)を予想しています。ビットコイン価格は28000ドル(不変)を予想しています。


ゼネラル・エレクトリック 第1四半期決算 EPS、売上高はOK、ガイダンスは不変 発電タービンは依然不調

ゼネラル・エレクトリック(ティッカーシンボル:GE)の第1四半期(3月期)決算はEPSが予想11¢に対し16¢、売上高が予想272.6億ドルに対し286.6億ドル、売上高成長率は前年比+6.6%でした。

発電タービン 機器売上高23億ドル(-40%)、サービス売上高32億ドル(-19%)
リニューアブル 機器売上高21億ドル(+21%)、サービス売上高3億ドル(-10%)
石油・ガス 機器売上高19億ドル、サービス売上高33億ドル(+87%)
ジェットエンジン 機器売上高32億ドル(+18%)、サービス売上高50億ドル(+10%)
ヘルスケア 機器売上高27億ドル(+4%)、サービス売上高21億ドル(+5%)
運輸 機器売上高7億ドル(+34%)、サービス売上高8億ドル(+58%)
電灯 機器売上高2億ドル(-7%)、サービス売上高0


工業営業マージンは10.2%、前年同期は9.6%でした。

2018年のEPSは予想95¢に対し、これまでのガイダンス$1.00~1.07が堅持されました。

工業部門の構造的コストをこれまでに8.05億ドル削減することに成功しました。通年では20億ドルのコスト削減を目指しています。航空、ヘルスケア、リニューアブルズ、運輸はそれぞれ増益でした。

発電タービン事業はコスト削減の努力を続けていますが環境は厳しく、需要見通しは下方修正されました。タービンの受注は-29%でした。

今期の修正営業キャッシュフローは-17億ドルでした。ちなみに去年同期は11億ドルでした。

GE株は寄り前気配で+5.43%の$14.75で取引されています。

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日本でのIQOS売上鈍化でフィリップモリス・インターナショナル株が暴落

今日、フィリップモリス・インターナショナル(ティッカーシンボル:PM)株が一時-17%の暴落を演じました。

同社は今日決算発表しており、その中で1)日本におけるICOS売上成長が鈍化している、2)タバコの出荷量が鈍化している、という二つの問題が浮き彫りになりました。

とりわけICOSに関しては日本市場が世界の「実験場」となっており、これまでは調子よく売上を伸ばしてきました。しかしアーリーアダプターがICOSにスイッチした後、より広範囲なユーザーに対して訴求してゆくことが難しくなっており、日本のタバコ消費の4割を占める、50代以上の老人はICOSに切り替えようとしないという説明がありました。

なおフィリップモリス・インターナショナルはアルトリア(ティッカーシンボル:MO)の海外部門が別会社として分離されたものです。

フィリップモリス・インターナショナルの第1四半期決算はEPSが予想88¢に対し$1.00、売上高は予想70.3億ドルに対し69億ドル、売上高成長率は前年比+13.7%でした。

シガレットならびにヒート式たばこの出荷量は1738億本、-2.3%でした。

2018年通年のEPSは予想$5.26に対し、新ガイダンス$5.25~5.40が提示されました。

営業キャッシュフローは90億ドル、設備投資額は17億ドルを見込んでいます。

PM

モルガン・スタンレー 第1四半期決算 EPS、売上高ともにOK

モルガン・スタンレー(ティッカーシンボル:MS)の第1四半期決算はEPSが予想$1.25に対し$1.45、売上高が予想103.7億ドルに対し110.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+13.7%でした。

インスティチューショナル・セキュリティーズ部門売上高は61億ドルでした。これは前年同期の51.5億ドルから改善しました。内訳としてはセールス&トレーディング売上高は44億ドルでした。これは前年同期の35億ドルより改善しました。さらに細かく株式セールス&トレーディングを見ると、売上高は26億ドルでした。これは前年同期の20億ドルより改善しました。一方、債券セールス&トレーディング売上高は19億ドルでした。これは去年同期の17億ドルより改善しました。

同社の投資銀行部門は第1四半期のM&Aで世界第1位でした。

裕福層向けウエルス・マネージメント部門売上高は44億ドル、税引き前利益は12億ドル、マージンは26.5%でした。ちなみに前年同期は41億ドルでした。

社員報酬費用は49億ドルでした。これは去年同期の45億ドルから増加しました。非報酬費用は27億ドルでした。これは去年同期の25億ドルから増加しました。エフィシェンシー・レシオは69%でした。

株主資本利益率(ROE)は14.9%でした。有形自己資本利益率(ROTCE)は17.2%でした。

MS


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