FRB議長は年に2回、議会に対してFRBが今なにを考えていて、経済の状況はどうなっているのかを報告する義務があります。
今週の水曜日にその報告がなされます。
ウォール・ストリート・ジャーナルは今回のミーティングでバーナンキFRB議長がかなり明快に出口政策の実際の手順に関して説明をするのではないか?と観測しています。
この記事がデカデカと今日のウォール・ストリート・ジャーナルに出たので折角、テクニカル妙味から買い出動しようと思っていたトレーダー達は出鼻を挫かれました。(僕も1回転取りにゆくのは諦めました。)
日本ではFRBは当分の間利上げなど出来ないと考えている投資家が多いようですが、僕の考えは違います。
利上げは数カ月以内に起こるし、その意向を市場へシグナルするのは早ければ今週にも始まると覚悟しています。
今週の水曜日にその報告がなされます。
ウォール・ストリート・ジャーナルは今回のミーティングでバーナンキFRB議長がかなり明快に出口政策の実際の手順に関して説明をするのではないか?と観測しています。
この記事がデカデカと今日のウォール・ストリート・ジャーナルに出たので折角、テクニカル妙味から買い出動しようと思っていたトレーダー達は出鼻を挫かれました。(僕も1回転取りにゆくのは諦めました。)
日本ではFRBは当分の間利上げなど出来ないと考えている投資家が多いようですが、僕の考えは違います。
利上げは数カ月以内に起こるし、その意向を市場へシグナルするのは早ければ今週にも始まると覚悟しています。
僕がそう考えるひとつの理由は最近、ソブリン債に対して投資家の見る目が厳しくなっていることが挙げられます。
ギリシャやポルトガルは既に結構、辛い立場に追い込まれています。
アメリカの場合、FRBが市場からナメられたら借金そのものの金額が大きいだけに取り返しのつかないことになります。
既に世界の金融市場はソブリン危機のcontagion(伝染)モードに入りつつあるわけですから、ここは慢心している投資家の横っ面をイッパツひっぱたいて「誰がボスであるか知らしめる」必要があるのです。
そうでなくともバーナンキ議長は再任の信任投票で(おいおい、大丈夫かよ?)という危ない場面を経験したばかりです。
具体的なシグナルの方法としてはリザーブに対する金利の支払い(=interest on excess reserve)を引締めの道具として使うことに言及すると思われます。現行の準備金利は0.25%です。
なお2008年の10月からこの新しいツールが導入された背景には最近の大量の流動性の注入でFFレートの微調整が上手く作動しなくなっていることがあります。
いままでのところリザーブに対する金利の支払いは積極的に活用されてきませんでしたが、とりあえず量的緩和政策(住宅ローン関連証券の買い入れ)の巻き戻しより先にこちらのツールが繰り出される可能性が高いと思います。
なおFRBが大方の予想より遥かに速くタイト二ング(引締め)を始めたら、ユーロはさらに売りプレッシャーを受けます。
これはドイツやフランスにとっては輸出が良くなるのでプラスです。
ドイツにガンガン輸出してもらって、ドイツの国内景気を押し上げて、その余勢でスペインなどの南欧の景気を下支えする、、、そういう回りくどい経路でしか今は「地中海クラブ」を救う手立ては無いのです。
ギリシャやポルトガルは既に結構、辛い立場に追い込まれています。
アメリカの場合、FRBが市場からナメられたら借金そのものの金額が大きいだけに取り返しのつかないことになります。
既に世界の金融市場はソブリン危機のcontagion(伝染)モードに入りつつあるわけですから、ここは慢心している投資家の横っ面をイッパツひっぱたいて「誰がボスであるか知らしめる」必要があるのです。
そうでなくともバーナンキ議長は再任の信任投票で(おいおい、大丈夫かよ?)という危ない場面を経験したばかりです。
具体的なシグナルの方法としてはリザーブに対する金利の支払い(=interest on excess reserve)を引締めの道具として使うことに言及すると思われます。現行の準備金利は0.25%です。
なお2008年の10月からこの新しいツールが導入された背景には最近の大量の流動性の注入でFFレートの微調整が上手く作動しなくなっていることがあります。
いままでのところリザーブに対する金利の支払いは積極的に活用されてきませんでしたが、とりあえず量的緩和政策(住宅ローン関連証券の買い入れ)の巻き戻しより先にこちらのツールが繰り出される可能性が高いと思います。
なおFRBが大方の予想より遥かに速くタイト二ング(引締め)を始めたら、ユーロはさらに売りプレッシャーを受けます。
これはドイツやフランスにとっては輸出が良くなるのでプラスです。
ドイツにガンガン輸出してもらって、ドイツの国内景気を押し上げて、その余勢でスペインなどの南欧の景気を下支えする、、、そういう回りくどい経路でしか今は「地中海クラブ」を救う手立ては無いのです。







広瀬隆雄(Hirose Takao)
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