ダウ・ジョーンズのニュースによるとユーロ加盟各国はギリシャ救済のプランを練っているようです。
これは「bilateral help」になるらしいです。

bilateralというのは「二国間の」という意味なので、或る国が単独でギリシャを支援することを意味します。ここでの或る国とはドイツを指すと考えてまず間違いないでしょう。

つまりIMFやEU全体として支援の手を差し伸べるのでは無いということ。

これは事前の予想通りであり、一番、可能性が高いシナリオだとされていました。僕の予想は3日早すぎた(先週末を予想していました)けど、やっぱり来ましたね!
さて、このニュースが出た時、アメリカのマーケットは急騰しましたが、その後、騰勢は衰えています。

それに対する説明としてはドイツがギリシャの債務を保証するということは、単に返済義務をギリシャからドイツに転移させたに過ぎないからです。

もちろん、ギリシャを救済するということは「ドミノ効果」で次々に「地中海クラブ」の国々が倒れるリスクを未然に除去したという意味では大きなプラスには違いありません。

でもこれはドイツが第二、第三の国の債務の保証をする羽目に陥る可能性も示唆しているのです。

今日のところはショートの買い戻しなどがありますから当然、ユーロは高いですけど、これでこの問題が終わったと考えるのは甘いです。

繰り返しになりますが、ユーロ圏がこの問題から脱出するには:

1.ユーロ安に導いて、ドイツを中心に輸出できる国がガンガン輸出する
2.そしてスペインやギリシャなどはドイツの好景気の恩恵を享受することで徐々に景気や財政を立て直してゆく

これ以外には方法はありません。