欧州のGDP統計が出ました。

EU第4四半期GDP速報値 
前期比:予想+0.3% 実績+0.1%
前年同期比:予想-1.9% 実績-2.1%

国別では
ドイツが前期比+0.2%の予想に対して実績±0%、フランスは前期比+0.6%でした。両者の明暗を分けたのは内需で、ドイツの内需は減り、フランスの内需は自動車購入に対する補助金の影響もあり強かったです。
イタリア、スペイン、ギリシャなどはマイナス成長を記録しました。

ドイツは今回のリセッションで受けた打撃が少ないです。その理由はバブル時代を通じて労働コストの上昇は低く、競争力の減退が少なかったからです。
下のグラフはスペイン政府のロードショウ・チームがロンドンで使ったスライドです。
スペイン・ロードショウ


南欧諸国の労働コストがおもにノン・トレーダブルズ(つまり建設やサービスなど輸出に関係ない分野)で上昇してしまったことがハッキリ見て取れます。