経営コンサルタントのローランド・バーガー社が発表したリチウムイオン電池市場の需給見通しに関する調査レポートが欧米で話題をさらっています。

それによると:

向こう10年の間に自動車向けリチウムイオン電池の価格は大幅に下がるけど、2014年から2017年にかけてとりわけ米国と日本で生産能力が需要を大幅に上回ることが予想され、結果として今、60社ほど乱立している世界のリチウムイオン電池メーカーのうち生き残るのは僅か6社程度になるだろう。

ということです。
過剰供給

このレポートを執筆した同社パートナーのウルフガング・ベアハート氏によると向こう5年以内に凄い淘汰の時代がやってくるとのこと。

同社の2015年の世界のプラグイン型ハイブリッド車(PHEV)と電気自動車(EV)の予想台数は120万台、EV台数に換算したリチウムイオン電池の必要台数は82万台、それに対して世界の工場の生産能力は260万台分となる試算です。

過剰キャパシティはとりわけアメリカと日本で著しいそうです。

また各国企業による研究開発が進んでいることで先行投資した工場が、後からつくられた、より効率が良く、コストの低い工場に淘汰される可能性も強いのだそうです。