【ETFにはどんな種類があるの?】
ETFには:

地域ETF
指数ETF
セクターETF
スペシャリティーETF
債券ETF
コモディティーETF

などがあります。

地域ETFの例はMSCIコクサイ(TOK)です。これは日本を除く世界全部に投資できるETFです。この他にも新興国へ投資するETFなどがあります。

指数ETFの例はS&P500(SPY)です。 その他、ありとあらゆる株価指数にETFが出ています。

セクターETFの例はフィナンシャルETF(IXG)です。その他にエネルギーや半導体など、特定のセクターへ投資するETFが存在します。 

スペシャリティーETFの例は世界水事業(PIO)です。スペシャリティーETFは一見、セクターETFと混同しがちなのですが、強いて言えば投資テーマで括られたETFがスペシャリティーETFと言えるでしょう。 

債券ETFの例は投資適格社債(LQD)です。 この他にもジャンク債などに投資するETFがあります。

コモディティーETFの例はSPDR金地金(GLD)です。最近ではゴールドの他に石油、プラチナ、シルバーなどのETFが出ています。

これだけあると目移りしますね。

そこで次にこれらのETFを道具、つまりツールと見立てて、実際にどんな投資戦略が可能なのかについて考えてゆきたいと思います。

ETFを使った投資戦略は大きくわけて5つあります。それは:

1. ビルディング・ブロック
2. コア・サテライト
3. ヘッジ
4. トレーディング
5. アセット・クラス分散

です。
ETF戦略
【ビルディング・ブロック】
先ずビルディング・ブロックについて説明します。

ビルディング・ブロックとは建設するときの積み木の意味です。

つまりレゴのブロックのようにセクターETFを複数組み合わせることで自分の描いているポートフォリオを作ることを指します。

そういう言い方でわからなければ駅弁をイメージして下さい。

お弁当

お弁当には仕切りがあって、ごはんやお肉、フルーツなどが色とりどり混ぜ合わされています。この色とりどりというところが大事な部分で、ある程度ETFを銘柄分散することでリスクが一点に集中することを避けるわけです。

例えばアメリカの株式市場をみるとハイテクだとか、金融だとか、ヘルスケアだとか、エネルギーなど、いろいろなセクターから株式市場が出来上がっているのです。セクターETFを複数選択することで自分なりの配色、彩りを考えてください。

例えば金融サービスは今、世界的に人気が無いですけど、若し金融サービスもポートフォリオに組み入れたいと考えるのならアイシェアーズ・グローバル・フィナンシャル指数ETF(ティッカーIXG)というのがあります。最近は個別の銀行株は倒産リスクがありますからなかなか買いにくいですよね。その場合、IXGを買えばかなり幅広い銘柄に分散していますから倒産リスクはある程度やわらげられます。

このように複数のETFを駅弁のように詰め合わせてポートフォリオを作るやり方がビルディング・ブロックです。