金価格が5連騰しています。

今日は+1.5%で今年の高値、$1153で引けています。
下はゴールドの代表的ETFであるスパイダー・ゴールドETF(GLD)のチャート。
ゴールド


チャート的には青線で示した下降トレンドと白線で示した上昇トレンドがちょうど収束して、三角形を形成しており、上ないしは下にブレイクすると大きな動きになりやすいカタチになっていました。

今回はどうやらそれを上に切ったというわけです。

エネルギーがたまっていた分だけ、フォロー・スルーのテクニカル・ラリーも持続しやすいかも知れません。

さて、4月1日現在の世界の主要産金会社の確認埋蔵量は次のグラフのようになっています。
ゴールド2

現在のゴールドの価格は産金各社にとってオペレーティング・レバレッジが効きやすい、言わばスイート・スポット的な水準にあります。

操業コスト面でも一昨年のようなひどいコスト・インフレはありません。

その意味ではゴールドそのものも面白いけど、金鉱株も面白い局面に来ていると思うのです。

さて、コモディティー株の場合、商品価格がどんどん急騰するような局面では当期利益に対する株価(=それはPERと言い直しても良いと思いますけど)ではなくて、含みを買えというのが僕の主義です。

だから絶対的な確認埋蔵量の大きさがとても気になります。

上位から、バリック(ABX)、ニューモント(NEM)、ゴールドフィールズ(GFI)、アングロゴールド(AU)あたりが「含みを買う」投資戦略の対象としてはふさわしいかなと思います。

また「地中に埋まっている1オンスの確認埋蔵量当たりどれだけの価格を株式市場の投資家はそれぞれの企業に与えているのか?」ということを示したのが次のグラフです。当然、これは数字が小さい方が割安なのですけど、損益分岐点が高すぎて利益が出にくい体質の会社、具体的にはDRDゴールドやハーモニー(HMY)はチョッと仕手っぽい銘柄になってしまいます。だから割安過ぎる銘柄も避けたいと思います。
ゴールド3