Twitterのデベロッパー・カンファレンスがサンフランシスコで2日に渡って開催されています。

今日はその初日ですが、午後の部で注目されているTwitterの課金戦略に関するプレゼンテーションがありました。

そのプレゼンテーションでは一昨日発表された第一の課金戦略、プロモーテッド・ツイートに関するディスカッションがありました。

プロモーテッド・ツイートとは或るキャンペーンを行いたいと考える企業がお金を払って載せるツイートです。

当分の間、プロモーテッド・ツイートはサーチにのみ対応します。またTwitterのプラットフォームだけに反映されます。


将来はサーチ以外にも拡大し、サードパーティーのプラットフォームにも拡大する予定です。サードパーティーとは50:50のレヴェニュー・シェアリングをします。

プロモーテッド・ツイートは広告(アド)ではありません。だから見た目は普通のツイートと大差ありません。

ただプロモーションであることがハッキリわかるように黄色いバックグラウンドでハイライトされます。

プロモーテッド・ツイートもツイートの一種ですから、RT(リ・ツイート)など、普通のツイッターで出来ることは大体、同じように出来ます。

ユーザーがプロモーテッド・ツイートを見て、それに興味を持ってRTしたりすると受け手の反応がわかります。

このような受け手の反応をTwitterではレゾナンス(=反響)と呼び、アナリティックス(分析ツール)を使って診断します。なお、レゾナンス・スコアに関してはリアルタイムとヒストリカル(過去)のレゾナンス・スコアを公開し、広告主の意思決定ツールとして使ってもらいます。

ツイッターでは数値化されたユーザーの反応に応じて、効果があり、ユーザーにとって有益そうだと診断したプロモーテッド・ツイートに関してはタイムラインの一番上に固定し、ツイートが下に流れて、消えてしまわないようにします

逆にユーザーにインパクトの無かったプロモーテッド・ツイートは自然に流れて、いずれ消えて行ってしまいます。

ツイッターはユーザーの間で話題になり、ユーザーにとって有益であると診断されたプロモーテッド・ツイートに関してのみ広告主企業に課金します。

またプロモーテッド・ツイートのキャンペーンが成功し、広告主がそのキャンペーン向けに予定していた予算を使い切ってしまったら、そのプロモーテッド・ツイートのキャンペーンは終了します。

この方法だと広告主の立場からすると成功したものに対してのみお金を払えば良いし、予算をオーバーするリスクが無いわけです。

なおレゾナンス・スコアは公開しますがレゾナンスを分析するアルゴリズムは非公開です。

その理由はアルゴリズムを公開してしまうとスパムなどに悪用される恐れがあるからです。

このプロモーテッド・ツイートはTwitterのマネタイゼーション戦略の第一ステップであり、プロモーテッド・ツイートが全てではありません。

Twitterの第二のマネタイゼーションのステップがコマーシャル・アカウントです。コマーシャル・アカウントは企業向けのツイッター・アカウントであり、マルチ・オーサー機能があります。これについては未だ詳しい事は明らかにされていません。