「いまに見てろ、全てが音を立てて崩れるから。このオレ、華麗なFab様だけが複雑で、高レバレッジで、エキゾチックなトレードの持つ真の意味を理解し、生き残るのさ!」
“The whole building is about to collapse anytime now…
Only potential survivor, the fabulous Fab…
standing in the middle of all these complex, highly leveraged, exotic trades he created without necessary understanding all the implications of those monstruosities!!!” (原文そのまま)

これは米国証券取引委員会(SEC)がCDOの組成に関してゴールドマン・サックス(GS)を起訴した際、被告として名指しにされたゴールドマンのバイス・プレジデント(=日本では係長程度の役職)のメールの文面です。

ゴミ証券をパッケージ化して販売した際に得意になって送信したメールだそうです。

ニューヨーク・タイムズのコラムはThis is painful to read.つまり読むに堪えない酷い文章だとこきおろしています。


大体、ゴールドマンのような会社で自分をfabulous Fab(華麗なFab様)と名乗るようなお調子者を雇っている事自体、フランチャイズとしてのゴールドマンという職場がいかに朽ちてきているかを感じさせます。(僕の勤めていた職場では、こんなアフォなメールを送るような社員は即刻クビというのが暗黙の了解でした。)

先日のクレディスイスの泥酔事件といい、今回のゴールドマンの何か勘違いしている自己陶酔的なメールといい、ウォール街という場所が幼稚化していると感じるのは僕だけでしょうか?

なるほどウォール街には金融工学の粋を極める頭のいい学生が集結しているのかも知れません。でも上のメールからも読み取れる通り、人間としては高校生程度の成熟度しかないガキだと思います。