ギリシャ問題に関して欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が「お金を出す!」と言っているのに、市場は反応していません。
下のチャートはユーロ・ドルです。

(チャート出典:ザイFX)
滝のようになっていますね。
このほか、今日はFXだけでなく株式にも「折れ」が来ており、南欧やアイルランドの銀行株が軒並み最近の下値支持線を割り込んでいます。
ナショナル・バンク・オブ・グリース(NBG)-9.37%
バンコ・サンタンデール(STD)-7.86%
バンコ・ビルバオ・ビスカヤ(BBVA)-7.94%
バンク・オブ・アイルランド(IRE)-5.49%
などです。
投資家は救済の話は聞き飽きたという気持ちになっており、EUとIMFはオオカミ少年状態になっているわけです。
Show me the money.(現ナマをあらためさせて貰おうか?)
といったところです。
下のチャートはユーロ・ドルです。

(チャート出典:ザイFX)
滝のようになっていますね。
このほか、今日はFXだけでなく株式にも「折れ」が来ており、南欧やアイルランドの銀行株が軒並み最近の下値支持線を割り込んでいます。
ナショナル・バンク・オブ・グリース(NBG)-9.37%
バンコ・サンタンデール(STD)-7.86%
バンコ・ビルバオ・ビスカヤ(BBVA)-7.94%
バンク・オブ・アイルランド(IRE)-5.49%
などです。
投資家は救済の話は聞き飽きたという気持ちになっており、EUとIMFはオオカミ少年状態になっているわけです。
Show me the money.(現ナマをあらためさせて貰おうか?)
といったところです。
気の早い投機筋は物色の矛先をポルトガルに向けています。さらに今日あたりはスペインを揺さぶりにかかる動きも出ています。
しかも不気味なのは既に通貨危機が社会不安へと発展しはじめている点です。ギリシャでのストライキの頻度がだんだん増えていることは広く報道されていますが、そのお隣のトルコでもEU加盟という国家的な目標が完全に喪失されたことを受けて、これまで黙っていたイスラム派勢力が「無血内戦」(*)を企てているという報道もあります。
(つづく)
(*)=この表現はウォール・ストリート・ジャーナル
しかも不気味なのは既に通貨危機が社会不安へと発展しはじめている点です。ギリシャでのストライキの頻度がだんだん増えていることは広く報道されていますが、そのお隣のトルコでもEU加盟という国家的な目標が完全に喪失されたことを受けて、これまで黙っていたイスラム派勢力が「無血内戦」(*)を企てているという報道もあります。
(つづく)
(*)=この表現はウォール・ストリート・ジャーナル