市場全体のボラティリティーの様子を知る最も簡単な方法はVIX指数のチャートを見ることです。ボラティリティーとは相場のブレのことを指します。VIX指数は俗に恐怖指数と呼ばれる場合もあり、CBOEで取引されています。CFDを扱っている証券会社の多くが恐怖指数先物CFDを取り扱い銘柄に加えています。下はそのVIX指数のチャートです。

VIX指数

さて、VIX指数はユーロ危機の深刻さが世間一般に広く認知されはじめた4月頃から急騰し、その後は上昇の一途を辿っていました。

一般論で言えばVIX指数がどんどん上がっているときはロング、つまり「買い」から入るトレードでは勝ちにくいです。

さて、ここ数日のVIX指数の動きに注目するとハッキリとした下降トレンドに入っていることが確認できます。昨日当面のサポートだった29どころを割り込んだこと、さらに26.4の50日移動平均線(紺色)をも割り込もうとしていることから「弱いチャートだ」と解説することができると思います。

つまりボラティリティーは漸減しているという認識になるのです。

このようにボラティリティーが漸減に転じたときというのは素直に買い持ちのスタンスを取ると成功しやすい局面です。


例えば代表的な米国の株価指数であるダウ工業株価平均指数を見ると、これまでの下降トレンドから抜け出しそうな展開になっています。
INDU

赤の線は200日移動平均線です。最近のダウ工業株価平均指数のチャートではこの200日移動平均線を上に切ろうと3回も試みていますが果たせず、反落しました。

昨日4回目のトライでようやくこれを上に切った(=ブレイクアウト)のです。

ブル(強気)相場局面が戻ってきたという理解で良いと思います。
CFDでヘッジをかけていた人は解除して頂いてOKです。