ウォール・ストリート・ジャーナルに「起業の才能は遺伝子次第?」と題された記事が載りました。
それによるとケース・ウエスタン・リザーブ大学のスコット・シェーン教授は生まれながらの起業家はその資質のかなりの部分を遺伝的に持ち合わせていると論じています。

これは米国の大学の経営者にとって「不都合な真実」かも知れません。なぜならアメリカでは起業に関するコースが最も急成長しているカリキュラムだからです。大学院の起業コースの年間の授業料はこの記事によると360万円(=4万ドル)もかかります。若し起業というものが「そもそも教えられないもの」なのだとしたら、、、こんなコースなんて意味無いことになるのです。


もちろん、「起業家の遺伝子」というようなものはありません。でも個々人の性格を形作るいろいろな特徴は或る程度特定できます。具体的には:

1. 普通以上に外向的であること
2. 新しいことにチャレンジすること
3. 反抗的であること

などです。これらの性格の多くは遺伝子によって左右されるのだそうです。

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さて、以上が記事のあらましですが、僕が面白いと感じるのはアメリカでは起業という人生のコースが有利なキャリアパスであるという認識が誰からも強制されることなく自然に定説となっている点です。

「いちばん出来る奴は当然会社をはじめる、、、」

そういう暗黙の了解というものがアメリカにはあります。

なにもしなくても大学の起業コースに学生が殺到するアメリカ(=それもどこかが間違っているような気が僕はします)と「起業が少なすぎるので国がなんとかしてくれ」とすぐにお上に頼る日本、、、この対比はなかなか面白いですね。