半導体セクターの中でもニッチに特化した銘柄が元気です。とりわけ動きの良い株を列挙します:

アプライド・マイクロ・サーキット(ティッカー:AMCC)
アヴァゴ・テクノロジーズ(AVGO)
カヴィウム・ネットワークス(CAVM)
GSIテクノロジー(GSIT)
スプレッドトラム(SPRD)
ヴォルテラ・セミコンダクター(VLTR)

個々のストーリーはそれぞれ異なりますが、いずれも旺盛な需要を抱えて経営陣は強気です。

アプライド・マイクロ・サーキット(AMCC)
AMCC

同社は光転送ネットワーク(OTN)のスイッチなどに搭載されるマイクロプロセッサーの市場で圧倒的なシェアを持っています。ワイヤレス・アクセス・ポイント向けのチップでもシェアを伸ばしています。チャート的には今年の新値にあと一歩のところへ近づいています。この水準をブレイクアウトできるかどうかに注目したいと思います。


アヴァゴ・テクノロジーズ(AVGO)
AVGO

所謂、「スリー・ファイブ・コンパウンド」と呼ばれる物質を使う半導体に特化している企業です。スリー・ファイブとはガリウム砒素、インジウム・フォスファイトなどです。毒性の強い素材を使うのでプロセス・テクノロジーやファブ(半導体製造の下請)との仕事の進め方が少し異なります。またそれらの素材の特性(ハイ・フリックエンシー、ハイ・データレート、ロー・シグナル・ツー・ノイズ)を活用し、CMOSに比べると遥かに高いパフォーマンスを誇るチップを生産しています。
エンド・マーケットとしてはワイヤレス・デバイス、クラウドやファイバーのインフラなどになります。
チャート的には既にブレイクアウトして新波動入りしています。これまでのレジスタンスが今度は下値のサポートを提供すると思うので、その水準まで押したところで乗りたいと思います。

カヴィウム・ネットワークス(CAVM)
CAVM

同社はストレージやネットワーク機器に搭載される半導体を作っています。ディープ・パケット・インスペクション(DPI)とよばれるネットワーク・インテリジェンス絡みのチップが同社の得意とする製品で、シスコやエフファイブが顧客です。
カヴィウムもチャート的には今年の新値まであと一息です。

GSIテクノロジー(GSIT)
GSIT

同社はスーパーSRAMと呼ばれる、スイッチやルーターに搭載されるSRAMを作っています。クラウドの普及でデータ・センターにおける機材の集積度がどんどん高くなると発熱の少なく面積を取らないSRAMが必要になります。同社はそのニッチに特化した企業です。
チャート的にはレジスタンスにさしかかっています。

スプレッドトラム(SPRD)
SPRD

同社はワイヤレス・ベースバンドのチップをデザインしている中国の会社です。すでに先駆けしてしまったので少し冷やした方が良いと思います。

ヴォルテラ・セミコンダクター(VLTR)
VLTR

最近流行のパワー・マネージメント・チップのメーカーのひとつです。今年の高値からは少し遠い位置にありますがこの会社も要注意でしょう。