TechCrunch(テッククランチ)に「モバイルの革新がPCに圧勝する理由」という記事が出ました。

こんにちのハイテク業界で起こっている、最も重要な競争地図の変化を鋭くえぐった記事として一読に値すると思います。



要するにこの記事はいまのスマートフォンとPCを見るとスマートフォンの方がイノベーションが盛んであり、その理由のひとつはembedded systems(組み込みシステム)という熾烈な競争が繰り返されるプラットフォームが商品提案のベースになっているからだと指摘しています。

この主張には反論もあり、是非、英語版のコメント欄を読んで欲しいと思います。ひとつの反論としてそもそもPCは既に成熟した商品であり、スマートフォンは未だ若い商品なのでイノベーションの速度は違って当然だという主張があります。

確かにそうかもしれません。

しかし株式投資という視点からこの記事を読むならば、投資家がやらなければいけないことはハッキリしています。

それはイノベーションのあるところで勝負するということです。

ハイテク・セクターへの投資は向こう3年くらいの株式市場のメイン・テーマになると僕は考えているのですけど、その場合、コア・ホールディングをどこへ持ってくるかという問題があります。

この記事が指摘しているようなイノベーションの速度の差は投資家が常に心にとめておく必要のあるポイントではないでしょうか?

(持って回った言い方を止めれば、インテルやマイクロソフトをポートフォリオのコアにするのではなく、マーヴェルやARMなどを主体に攻めなければいけないということ。)

mobility(持ち歩きできること)やconnectivity(ネットにつながっていること)などの特性にフォーカスした投資戦略をこれからも考えてゆきたいと思っています。