失業保険の受給資格を延長する法案が上院で行き詰まりました。雪だるま化する連邦政府の負債に対して議員さんの間で不安が高まっているのが本法案が葬られた原因です。

結果として長期に渡り職を見つける事が出来ず、失業保険の延長、再延長に依存してきた失業者たちがとうとう受給資格を失うケースが今後続出すると予想されます。

現時点での受給資格喪失者は130万人(累積ベース)ですが、7月第一週までにはこの数は200万人にのぼると予想されています。

これは消費者のマインドに悪影響を及ぼす可能性が強いです。


米国の失業保険は通常26週間、つまり約半年は誰でもが受給できます。これに加えて半年後でも未だ新しい職を見つけられずに居る人達のために「緊急失業手当(EUC)」が24週間支給されます。さらに州によっては13週間から19週間EUCの延長手当てが出ます。

今回議論されていたのはこのEUCをさらに延長すべきかどうか?という事です。

現在、アメリカには通常の26週間の失業保険を貰い続け、それでも未だ新しい職を見つけられていない人(=つまりEUC受給者)が600万人居ます。この人達が時間が経つにつれて上に述べた130万人の受給資格喪失者の仲間にどんどん入って来るわけです。