今年も半年が過ぎました。各国株価指数の年初来パフォーマンスを振り返ります。

バングラデシュDSE指数 +36.5%
ベトナムVN指数 +2.23%
ドイツDAX指数 +1.90%
インドSENSEX指数 +0.63%
ナスダック総合指数 -2.03%
ダウ工業株価平均指数 -2.73%
ロシアRTS指数 -3.94%
ブラジル・ボべスパ指数 -5.4%
英国FTSE100指数 -6.76%
フランスCAC40指数 -10.59%
上海総合指数 -22.12%
主要株価指数パフォーマンス


バングラデシュは最近たびたび「MarketHack」でも言及していますが新興国の中でもとびぬけて経済のファンダメンタルズが良いです。

輸出競争力が強いこと、ホットマネーが資本市場に介入していないことなどが良い点です。

中国で賃上げ闘争が頻発しているので「玉子をひとつの籠に盛る」のではなく、生産拠点分散を図ろうという気運が高まりつつあります。このためバングラデシュが注目されているのです。

日本企業ではユニクロ(ファースト・リテーリング)がバングラデシュからのソーシングを強化しているので「バングラ詣で」が話題になっていますがアメリカのアパレル業界でも「バングラ詣で」が盛んです。

バングラデシュはインフラストラクチャが極めて貧弱なため、労働集約的な衣料や革製品などごく一部の産業の立地にしか適していないと思います。賄賂なども多く仕事は進めにくいです。男性は駄目だけど女性は働き者が多いです。

ベトナムは中国の賃金コスト上昇で生産拠点分散の恩恵を蒙る国のひとつです。ただ船賃や部品を持ち込むコストなどを考えるとトータルでのコスト面での有利さは見かけほど大きくはないと思います。経済は「HOT&COLD」がコロコロ変わりやすいです。

いまはちょうど良い加減です。

総合的に見ると新興国の中ではベストだと思います。

ドイツDAX指数は新高値を狙える圏内につけています。過去1年くらいで見た上昇トレンドをしっかり堅持しています。好調の理由はユーロ安で輸出企業の業績が良いからです。

インドSENSEX指数はBRICsの中では最もパフォーマンスが良いです。これは年初の僕の予想通りです。ただ利上げプレッシャーが相変わらずあるし、ITアウトソーシング企業で欧州と取引が多いところは業績に不安を残します。だから指数を買おうとは思いません。

(個別株ではドクター・レディーズ(RDY)に注目しています。)

これ以下の各国は食指が動きません。ロシア、ブラジル、中国も駄目だと思います。
(但し、ブラジルの債券ファンドは良いと思います。)