インテル(INTC)がポジティブ・サプライズの決算を発表しています。

EPS 予想43¢ ウィスパー45¢ 実績51¢
売上高 予想102.5億ドル 実績108億ドル

第3四半期のガイダンスは引きあげられました。

売上高 予想109.2億ドル 新ガイダンス116億ドル(中値)
グロスマージン 予想64.4% 新ガイダンス67%
2010年の設備投資 旧ガイダンス48億ドル(中値)新ガイダンス52億ドル(中値)

会社側は「PCならびサーバの市場は健全であり先端技術への強い需要は当分続くものと思われる」とコメントしています。

なお今期のグロスマージン67%という数字は歴史的に見ても極めて高いです。また来期のグロスマージンのガイダンスに67%という数字を使っているのもインテルの経営陣が自信に満ちている事を示唆しています。

インテルは普通1年に一回しか設備投資額を見直ししません。従って設備投資額が年央に積み増しされることは珍しく、これも自信の表れと言えるでしょう。半導体製造装置の株はアフター・マーケットで騰がっています。

【カンファレンス・コールのサマリー】

今期の特徴はこれまでのコンシュマーからの需要に加えてエンタープライズのビジネスが戻ってきた点です。とりわけサーバのビジネスは過去最高でした。

サーバの中でもとりわけハイエンドの商品が良く動いています。IPデータセンター向けのビジネスは170%成長でした。データセンターはキャパシティの拡充と消費電力の節約の実現が設備投資の主な動機です。

PC市場全体の成長については多くのコンサルタントが年率20%を見ていますが、インテルはそのような見方に異論はありません。

中国と欧州は期初はちょっとスローでしたが、しり上がりに好調になりました。

チャンネルの在庫水準は低いです。一方、インテル社内の在庫は秋からのシーズンに備えて意図的に増やしました。その中心は最新鋭の32ナノメターのチップです。このため在庫の単価が上がっていると言えます。

新製品、「サンディー・ブリッジ」はカスタマーβ(ベータ)中ですが、大変好評です。

今期の営業マージンは37%でキャッシュフローは35億ドルでした。