アマゾン・ドットコム(ティッカー:AMZN)の決算発表は売上高面では市場予想を上回りましたがEPSは予想を下回りました:

EPS 予想55¢ ウィスパー61¢ 実績45¢
売上高 予想65.4億ドル 実績65.7億ドル

EPSが予想を下回ったのは2つの理由によります。ひとつは営業費用の増加です。もうひとつは実効税率の増加です。


【費用に何がおこっているか?】
去年は金融危機の直後という不透明感もありフルフィルメント・キャパシティ(配送センター)を追加しませんでした。しかし今年は+40%のペースで売上高が伸びているので配送センターを追加しないわけにはゆかなくなりました。そこで年末までに13箇所を新たに追加します。この結果、アマゾンのグローバルでの配送センターは40箇所となります。同時に従業員も増やしており、今期だけで2200人を新たに採用しました。

これらが営業費用増加の理由です。

【実効税率の上昇】
日本の税務署との合意により税率が3%ポイント上がりました。これはアナリストの予想数字の中には含まれていなかったと思います。

以上がアナリストの予想と実際の数字に乖離が生じた主な原因であり、そのほかの財務尺度には大きな異変はありません。