ルイヴィトン・モエヘネシー(LVMH)が上半期決算を発表しています。

売上高は+16%成長、利益は+33%成長、キャッシュフローは+29%、営業マージンは20%ということで大変良い数字でした。全ての部門が二桁成長しており、去年落ち込みが激しかった時計やコニャックなども力強く戻っています。

上半期は全ての部門で市場占有率がUPしました。また北米や欧州など日本を除く世界全体で需要が増えているのですが、とりわけ中国が引き続き好調です。


部門別では:

ワイン&スピリッツ +18%
ファッション&革製品 +14%
香水&化粧品 +10%
時計&ジュエリー +24%
小売 +13%
(いずれも為替差益前)

となっています。

2009年と2010年の第1四半期ならびに第2四半期を比較すると前年同期比は次のようになっています:

第1四半期
オルガニック成長:+13%
為替インパクト:-2%

第2四半期
オルガニック成長: +15%
為替インパクト: +7%

つまり今年前半のユーロ安が第2四半期の決算に効いてきているわけです。しかしそれを除いた数字でも+15%とたいへん立派な成長を見ています。

地域別売上構成比は:
米国 23%
日本 9%
アジア 26%
欧州 19%
フランス 14%
その他 9%

でした。

現地通貨ベースでの売上成長率は:

米国 +18%
日本 -6%
アジア +21%
欧州 +11%

でした。

グロスマージンは去年の上半期の63.7%から今年は65.5%に増えています。
なお同社の利益の64.9%はファッション&革製品部門、つまりルイヴィトンのカバンから上げられています。