要約
セールスフォース・ドットコムはクラウド・コンピューティングの代表銘柄
決算は市場予想を上回った
心配された欧州の売り上げもOK
新規受注のトレンドは加速している


セールスフォース・ドットコム(ティッカー:CRM)はインターネットを通じたビジネス支援ソフトウエアを提供している会社です。所謂、クラウド・コンピューティングの代表銘柄と目されています。
同社が発表した第2四半期(7月期)決算は市場予想を上回るものでした。


EPS 予想27¢ 実績29¢
売上高 予想3.84億ドル 実績3.94億ドル

第3四半期のガイダンスも引き上げられています。

EPS 予想29¢ 新ガイダンス30~31¢
売上高 予想3.94億ドル 新ガイダンス4~4.1億ドル

さらに通年ガイダンスは次のようになっています:

EPS 予想$1.16 新ガイダンス$1.15~$1.17
売上高 予想15.7億ドル 新ガイダンス15.95~16億ドル

今回の決算では新規受注が+31%と好調でした。受注トレンドはだんだん加速しているといえます。会社の規模が大きくなって売上ベースが拡張しているにもかかわらず成長が加速している点が目をひきます。また「セールス・クラウド」など比較的古いサービスも好調な売り上げを示しています。全ての商品が売上好調で弱点が見当たらないのが今回の決算の特徴でした。

また欧州はユーロ懸念にもかかわらず+30%成長とぜんぜん衰えを見せていません。

キャッシュフローは7600万ドルで予想の4600万ドルよりかなり良かったです。

話題のTwitterスタイルの新サービス、「チャター」はこれまでに顧客ベースの25%に採用されました。これは極めて急速な普及速度であると言えるでしょう。