要約
じらされ過ぎになっている投資家
動詞化した企業の株は買いだ!


月に一回、「MarketHack」の運営会議をライブドア社のスタッフとするわけですけど、そのときにいろいろな角度から「MarketHack」のコンテンツについて議論が出ます。

そこでライブドアのスタッフの方から「以前、新興国投資に関して絡んでくる読者があったけど、どうして取り合わないのですか?」という質問を受けました。

僕:「なんかもう、面倒臭くてね。」

つまり僕の方でBRICsに興味を失っているというか、どうでも良くなったというか、「これは儲かるぞ!」というワクワク感を抱かなくなってしまったということなのです。言いかえれば「もっと他にゲットしたい女の子が登場した」ということでしょうか。


その「もっと他にゲットしたい女の子」とは、今、パイプラインに入っているシリコンバレーのIPO予備軍のことを指します。

このIPO予備軍のクウォリティーの高さは間違いなく過去最高です。

たとえばFacebookです。

この会社、登録ユーザー数が5億人居ます。
売上高は10億ドルの大台に乗っています。

だけどマーク・ザッカ―バーグはぜんぜんIPOしようとしないのです。

因みにアマゾン・ドットコムのIPOは当時としては大型のIPOでしたが、IPOでの調達資金は5400万ドル、IPO価格での時価総額は赤字会社としては前代未聞の4.75億ドルでした。

FacebookがIPOしたら、たぶんIPO価格での時価総額は300億ドル、アフターマーケットではすぐに500億ドルに達すると思います。

つまりFacebookという企業は既に出来あがっているということです。本来であれば何年も前にIPOされていてもおかしくない企業なのです。だけど投資家はお預けを喰らっているわけです。

投資家はチョー禁欲を強いられているのです。
じらされて、じらされて、悶々としている「放置プレイ」状態。

同じことはTwitterにも言えます。Twitterの場合、売上高はFacebookほどには出来あがっていませんが、こちらもユーザー数などでは立派にIPO出来る水準に既に達しています。

あとSkypeも大事な企業です。

SkypeのIPOではFacebookやTwitterでじらされている投資家が堪え切れなくて「ドハーッ」と殺到するシナリオも無いとはいえない気がします。

兎に角、「動詞になっている企業」は万難を排してゲットすべきです。

Googleする
Tweetする
Skypeする

このように動詞化したサービスはそれだけ我々の日々の暮らしにしっかり根付いていることの証しです。

ドットコム・バブルが華やかなりし頃、「グローバル・スタンダード」という言葉がもて囃されました。アメリカが世界の基準になるという驕った考え方です。

僕はそれを聞いて(アホらし!)と思いました。

だけどこんにちの我々の身の回りをぐるりと見回してみるとiPhoneはあるはiPadはあるはGoogleはあるはTwitterはあるはで、アメリカ製の寡占はどんどん進んでいるのです!

我々の日々の暮らしと投資機会がこれほど乖離(disconnect)したときは無かったのではないでしょうか?

(急がねば!)

はやる気持ちを最近、僕が抱いているのは、そういう事情からなのです。