外為どっとコムが9月15日にレートを誤発信した件で関東財務局は同社に対し、10月1日から10月31日までの間、店頭デリバティブ取引にかかわる全業務の停止命令を出しました。

9月15日の誤配信は2回目です。

実は7月13日にもマーケットの実勢から大幅にかい離したレートを誤配信しており、それについて業務改善命令が出ていた矢先に今回の誤配信が起こったわけです。


外為どっとコムはFX会社の中でも規模が大きく、ほんらいであればお手本を示してゆく立場の会社です。
主要FX会社口座数

(出典:FOREX PRESS、→このデータが網羅的であるかどうかは知りません。)

FX取引はしっかりとした取引システムがあってはじめてサービスが成り立っているわけで、今回の事件は「FX業界のイメージを損なった」と言われても仕方ないでしょう。

それはともかく、既に同社に口座を持っている顧客にとってはかなりむずかしい選択が待ち受けています。

FXは一部のストラテジーを除いて基本短期売買です。それが1ヶ月間も取引出来ないとなるとトレード的にはかなり苦しいと言わざるをえません。

関東財務局のリリースを読むと(顧客取引の結了のための取引等を除く)と書いてあるため、いわゆるポジション解消のための手仕舞い取引は出来るようです。

これを機会にマーケットシェアの変動があるか注目したいと思います。