僕が今年ブラジル株を敬遠してきた理由は2つあります。

ひとつは「大統領選挙の年はブラジル株は安い」というジンクスがあるため。
もうひとつはペトロブラス(ティッカー:PBR)の大型公募があるためです。

この2つのブラジル株を敬遠する理由のうちペトロブラスの材料は出尽くしました。

昨夜700億ドルの公募増資が値決めになり、けさからアフター・マーケットのトレーディングが始まっています。

公募価格はADRに換算すると$34.49です。

今日はこの公募価格を割らずに引けることが重要となります。



一方、ブラジルの大統領選挙は10月3日が投票日です。

現在のところルラ大統領の推す、労働者党(PT)のジウマ・ロウセフ元官房長官が51%程度の支持率を得ておりリードしています。

この大統領選挙が無事終わると経験則的にはブラジル株は「買い」になります。

そこで何を買うか?ですが、幾つかの考慮点を挙げておきます。

まず今年のブラジル株は大型株と小型株という区別では小型株がアウトパフォームしました。

これは国際機関投資家が大統領選挙の不確実性やペトロブラスの超大型公募などを嫌気してポジションを軽くしたことが背景にあります。

逆に言えば大型の優良株は出遅れているわけです。

セクター的に言えば銀行セクターが新値追いのパターンに入ってきていて、目先は回転が効きそうです。

業績的には全く問題ないのは言うまでもありません。

バンコ・ブラデスコ(BBD)
サンタンデール・ブラジル(BSBR)
イタウ・ウニバンコ(ITUB)

あたりになります。