「ん?なんで赤残になってんの?!“#$%」

ネットで銀行口座の残高をチェックしていて下の息子の当座預金口座がマイナスになっているのに気がつきました。

当座預金口座とはチェッキング・アカウントのことで小切手を振り出したり、ATMカードで少額の買い物を決済したりするときに使う口座です。


アメリカでは銀行で口座を開けるとき、貯蓄を目的としたセービングス・アカウント(利子がつきます=日本の普通預金口座に近いイメージ)と支払や決済を目的としたチェッキング・アカウント(利子がつきません)の2つの口座を同時に開設し、必要に応じてセービングス・アカウントからチェッキング・アカウントにお金を補充しなくてはいけません。

下の子は高校生になったばかりで、最近、はじめて銀行口座を持ったのです。まあ社会勉強の一環です。

子供の銀行口座は子供に任せて、親がいちいち監視しないというのが僕の主義なので、ジェイソンがどんな風に貯金したり(彼の主な収入源は家庭教師です)消費したりしていようが、僕は首を突っ込まないようにしています。

でもチェッキング・アカウントの赤残を放置しておくと毎回買い物をするたびに2000円とかのペナルティーを取られる(これが銀行にとってはオイシイ収入源です)のでお金を早急に普通預金口座から振り替える必要があります。

それでいちおうなぜマイナスになってしまったのか取引記録をチェックして「アッ」と息をのみました。

○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99
○月○日 アマゾン $2.99

というのがズラッと並んでいるのです!

僕:「ジェイソン、チョッと来なさい」
ジェイソン:「なに?」
僕:「おまえのチェッキング・アカウントが赤残になってるの、知ってる?」
ジェイソン:「あ、いけね」
僕:「このアマゾンの$2.99って、ムービー・ダウンロードか何かでしょ?」
ジェイソン:「そうだよ。」
僕:「ときどきチェッキング・アカウントの残高を確認してお金を移しておかないとペナルティーを取られるよ。」
ジェイソン:「I’m sorry.」
僕:「あやまること無いよ。お前のおかげでずっとこれまで考えてきたことが氷解したからね。」
ジェイソン:「?」
僕:「銀行に巻き上げられちまった課徴金、いまとうちゃんが株で取り返してやるからさ。」
ジェイソン:「?」
僕:「アマゾン、成り行きカイ。」

先日アメリカ最大のビデオレンタル屋、ブロックバスターが倒産申請しました。もうレンタルの時代ではなく、ダウンロードの時代が到来しているからです。

問題はダウンロードの時代の勝者は誰になるか?ということです。

(ネットフリックスかな?アップルかな?)

僕はいろいろな勝者を想定していたのですけど、アマゾン・ドットコムという発想はありませんでした。

しかし現実問題として息子の当座預金口座は溶けてしまっている!

これだけ(アマゾン、アマゾン、アマゾン、アマゾン、、、、)と見せつけられると(勝者、勝者、勝者、勝者、勝者、、、)と銀行取引明細が絶叫しているのと同じです。
AMZN