ブラジル

日曜日(10月3日)はブラジル大統領選挙です。

与党労働者党のジウマ・ロウセフ元官房長官(=ルラ大統領の推薦候補であり、本命の候補者)が勝とうと、ジョゼ・セラ前サンパウロ州知事(ブラジル社会民主党PSDB)が勝とうと相場的にはカンケーないと思います。

ジウマ・ロウセフはずっとルラ大統領の補佐を務めてきた女性で若し彼女が当選したならルラ政権のやってきた路線がしっかり踏襲されることを意味します。


ジョゼ・セラ候補が勝ってもウォール街は歓迎すると思います。なぜならセラ候補はこんにちのブラジルの繁栄の基礎となったレアル・プランを打ち出したカルドーソ前大統領の右腕として現在のブラジルの成功に関与したメンバーだからです。またサンパウロの治安を改善した手腕は評価されており、これからワールドカップ、リオデジャネイロ・オリンピックとイベントが目白押しのブラジルにとって彼の行政手腕はとっても貴重だからです。

ブラジルの官僚(テクノクラート)はいまBRICSの中でもトップクラスの辣腕メンバーになっています。その経済運営は手堅く、ソツがありません。

金利政策は「かため」です。

銀行行政はずっとチョー保守的でした。中国のLGFV(地方政府の「とばし」の器)のような腐った資産はありません。

ブラジルの主金融市場であるボべスパは透明性が高いです。

最大のリスクだったペトロブラス(ティッカー:PBR)の公募も無事済み、アフター・マーケットでの値運びも堅調です。

株式市場では大型株の出遅れ感が強いです。

大統領選挙の後は経験則では相場が高いので今がポジションをこしらえるひとつのタイミングだと考えています。

銘柄的にはワールドカップやオリンピックなどの材料を素直に買いに行くという方法で良いと思います。ディスカウント航空会社のゴール(GOL)、宅建業者のガフィーザ(GFA)、ブラジルで最も優良な銀行であるバンコ・ブラデスコ(BBD)あたりが順当ではないでしょうか?