最近注目を浴びている海外先物取引に関してQ&A形式で解説します。

【質問】海外先物って、何ですか?

海外先物とはシカゴやシンガポールなど海外の取引所に上場されている先物取引を指します。

【質問】海外先物取引とCFD取引のどちらが良いですか?

どちらが良い、悪いということは投資家の求めているものによって変わってくると思います。

たとえていえばCFD取引はオートマチック車、海外先物取引はマニュアル・シフトの車という感じです。

当然、海外先物取引の方がより高度な運転技術やメカに対する知識を必要とします。

その一例はトレードする際にどの限月を選ぶか?という問題です。

また先物取引には最終取引日があるため、普段から気をつけないといけない事が多いです。

そういう面倒なディテールを疎ましいと感じる人はCFD取引の方が良いでしょう。

逆にマニュアル・シフトならではの技(わざ)を発揮するということが海外先物取引では可能です。細かいトレードのニュアンスまでコントロールしたいと考えるトレーダーは従って海外先物を好むと思います。

別の言い方をすれば海外先物は真剣にトレードを追求しようとする個人投資家が最終的に辿り着く金融商品だと思うのです。

【質問】日本で取引されている日経225miniなどとはどこが違いますか?

先ず銘柄の種類が多いですね。

それから日本でのイブニング・セッションは夜11時半に終わってしまうので、これは少しキツイと思います。なぜならニューヨークの最初の1時間は比較的エモーショナルなトレードが多く、ちょうどイブニング・セッションが終わった頃あたりから所謂、リバージョン(振り子が戻るように相場が戻すこと)がはじまるケースが極めて多いのです。

だから朝起きてみたら、ぜんぜん違う展開になっていたという事がしばしばおこります。

なお日経225はCMEやシンガポールでも取引できます。

【質問】なぜ先物には限月があるのですか?

それを理解して頂くにはそもそもどうして先物が考えだされたのか、そしてそれが使い勝手や信頼性を向上させる過程でどのように進化したのかを説明するのがいちばんわかりやすいと思います。別のところでこれについては詳述しましたので、そちらを参考にしてください。

【質問】どの限月をトレードすれば良いのでしょう?

必ず一番出来高の多い限月を取引して下さい。それはスプレッドの面で有利だからです。

【質問】海外先物のリスクは何ですか?

先物取引はレバレッジがかかっているし、トレード対象によっては価格変動が大きいです。従って大きなリスクを伴います。投資資金の一部ないしは全部を失ってしまうこともめずらしくありません。海外先物のリスクや注意点についてはここにまとめておきましたのでトレードの前に必ず通読して下さい。


【質問】コンタンゴという言葉がわからないのですが?

コンタンゴとは限月が先にゆくほど価格が高くなる現象のことを指します。コンタンゴは原油や天然ガスなど、現物を保管するのに大きな設備などを必要とし、従って保管コストが高くつく商品に典型的に見られる現象です。

【質問】上手くトレードできるようになるには、どうすれば良いですか?

トレード日誌をつけることをお勧めします。これは面倒なことのように思われるかもしれませんが、伝説の相場師、ジェシー・リバモアなども奨励している習慣です。

日誌をつける際、とりわけ重要なのは相場の方向性を読むのが正しかったか、間違っていたかを振り返ることよりも、自分がどういう取引コスト、つまりスプレッドを支払いながらポジションを建てているかをちゃんと把握できるような情報を記録に付けておくことが悪い癖を矯正する上でとりわけ役に立ちます。

【質問】一日のうちで最もトレードに適した時間などがありますか?

あります。くわしくはトレード・プランの章を読んでみてください。