未だ就職活動をはじめていない大学生の方へアドバイスがひとつあります。

それは就職活動や婚活のとき、威力を発揮するソーシャル・ネットワークを今から作っておくということです。

その際に注意することは:

1. 自分の本名を使う事
2. なにをUPするか常に気をつけながら更新すること
3. 常に自分のSNSの環境全体に気を配りながら友達を増やしてゆく

この3つです。

ソーシャル・ネットワークはFacebookが良いでしょう。
ついでにSkypeのアカウントも自分の本名で取得しておくことを勧めます。

世の中には同姓同名が居ますから自分の本名は早くおさえたものが勝ちです。

なぜこんなお節介を言うか、少し説明します。


僕が大学生だった頃、自分は田舎出身だったので、兎に角、下から上へとエスカレートで上がってきた都会出身の学生には度肝を抜かされました。

彼らは両親や友人を通じて無数のコネがあるように見えたし、遊び方も上手く、合コンのつても限りない選択肢をもっているように見えたのです。

コネというのは英語のconnectionから来ており、要するにつながりの意味です。
それはソーシャル・ネットワークに他なりません。

つまり田舎学生が「コネなしだ」と言った場合、それは本当にそうだと思うし、それは本人の努力ではどうにもならない社会的経済的背景(socio-economical background)で決まってしまう問題なのです。

しかしFacebookやLinkedInがあるこんにち、ネットワーキングは別にコネやカネが無くても自分で率先して出来ます

だからこれからの時代は優秀な学生が「オレはコネなしだから就職できなかった」というのはもう言い訳にはならないのです。

ちょっと好奇心が強く、上昇志向があり、社会の動きに敏感な学生なら自分の世界を広げるためにネット業界のトーク・イベントに参加するとか普段からアンテナを張り巡らせていろいろな情報収集を知らず知らずのうちに始めていると思うし、実社会との交流の中で自分のネットワークにいろいろな業界で実際にはたらいている人との接触が出来るわけです。つまりそれがあなたの「コネ」になるわけです。

Facebookはあなたがそういう就職向け諜報活動をする際、基幹システムになるのです。

たとえばグーグルやゴールドマン・サックスの採用担当者は学生が面接に来たら、一応、採用通知を出す前にその学生の名前を「ググる」でしょうね。

ソーシャル・ネットワークにおける自分のアクティビティーも自分が気をつけていてもSNSに入っている友人などを通じて「流出する」と決めてかかった方が良いです。

話を婚活に移すと、お見合いも合コンも全てソーシャルなアクティビティーです。それがリアルの世界で起こっており、ネット上で起こっていないので「ソーシャル・ネットワーキング」という呼び方がされないだけで、実質的にはリアルもネットも同じことです。

お見合いの身上書を書く時はちゃんと注意深くその内容を推敲すると思いますが、婚活用のソーシャル・ネットワークでも同様の気配りが必要です。

さて、投資のブログでなぜこんなアドバイスをグダグダ書くか?という問題ですけど、例えばミクシィ対Facebookのバトルを考えた時、上に書いたようなポイントは極めて重要だからです。

なるほどミクシィには既に先行者として多くのサブスクライバーが居ます。

でもミクシィの加入者は匿名でSNSをはじめた経緯から、どんなことでも無造作にネットに書きこんでしまうし、だいいち匿名なので人的なつながりの価値は(少なくとも就職などの場面では)ぜんぜん発揮されないのです。

すると多くの人が白紙の状態から自分のソーシャル・ネットワークを再構築し直す必要に迫られるかも知れません。

ミクシィの晒されているリスクとは、つまりそういうことです。

普通、アメリカのネット社会で起きていることは数年後には日本でも起こります。さらに日本はアメリカ以上にステータスや学歴にコンシャスな社会です。これらのことを考え合わせると今日ここに書いたようなことは当然、日本でも遅かれ早かれ普及します。