英フィナンシャル・タイムズによるとインドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領が昇給を討議する警察や軍関係者を集めた会合で「僕のお給料だって過去6年間上がってないんだよ」とコメントし、インドネシア国民から怒りを買っているそうです。

「そうかい、大統領様はそんなに生活苦に苦しんでいるのかい?それならみんなで募金しよう!」

そういう運動が反対勢力から盛り上がり、「大統領への募金にご協力下さい」という募金箱が議会に設置され、反対派の議員さんなどを中心にコインを募金箱に投げ込みました。

もちろん、これは大統領の失言を嘲うデモンストレーションです。



因みに大統領の月給は56万円です。インドネシアの最低賃金は月給8千円程度であり、1億人以上の人々が一日164円以下で暮らしています。

インドネシアは現在多くの新興国がそうであるようにインフレに悩まされています。12月のインフレ率は7%に迫る勢いであり、とりわけお米の値段は過去数カ月の間に3割も上昇しました。

公務員給与の値上げ問題が議論されている背景には、インフレで庶民の暮らしがきつくなっているという問題があるのです。

株ですか?

賃金の上昇プレッシャーはもちろん株にはマイナス材料です。