数字を見ると萎えるんです。

ひとつ前のエントリーでも書いたけど、いま世界の食品価格はものすごい勢いで騰がり始めています。

ベン・バーナンキFRB議長は昨日のスピーチで「世界の食糧インフレの原因はオレじゃない。だいいち新興国はどんだけでも利上げして防戦できるのだから、オレに責任をもってくるのは筋違いだ」とコメントしています。

たしかにそれは正論でしょうけど、今回の世界的な食品インフレは、やっぱりアメリカがその原因を作っているような気がしてなりません。

今日の雇用統計も何だかわけのわかんない数字でしたが(笑)、少なくともバーナンキ議長が慌てて引き締めに転じる必要があることを示唆するような数字でなかったことだけは確かです。

すると「Party continues…」というカタチでじゃぶじゃぶの緩和は少なくとも追加的量的緩和政策の終了期限である6月までは続くと考えるのが自然のように思います。

でもFAOが言うように貧しい国はもうそれまで待てない状態になっており、だからこそ食糧の輸入依存度の高いチュニジアやエジプトは政府がズッコケているわけです。

各国のインフレ率を見るとかなり高いし、とりわけエネルギーや食品のインフレは顕著です。
消費者物価指数



アメリカや日本ではこれらのアイテムの重要性は低いけれど、新興国の場合は軽視できません。
ベトナム
インド
中国

今日もインドネシアが利上げを発表していたけれど、、、まだまだ各国の利上げはこれからが本番です。