ウォールストリート・ジャーナルなどが伝えるところによると先週のEU(欧州連合)サミットは大失敗だったようです。

ブリュッセルで行われていたこのサミットでは欧州周辺国の国際競争力をどう向上するかというテーマに関して討議がなされました。

しかしこのサミットに出席したベルギーのイブ・ルテルム首相はその紛糾ぶりを見て「いやー、実に奇想天外(surreal)なサミットだった」と感想をもらしました。

「18か19くらいの国が次々に壇上に上がり、ドイツとフランスの二国だけで全てを決めてしまうやり方に相次いで遺憾の意を表明した。」


今回ドイツとフランスが用意した提案の中には賃金の物価スライド制の廃止、法人税の国家間での統一化、国家債務の上限の設定、退職年齢の引き上げなどが盛り込まれていたそうです。

サミットの紛糾でEFSFの強化の議題は結局結論が持ち越しとなりました。

ギリシャのパパンドロウ首相は「競争力向上協定の内容はすごくムリがあり、3月に予定されている次回サミットで何らかの合意に至れる可能性は?マークだ」と語っています。