バーレーンが燃えています。

サウジアラビア国家警備隊とアラブ首長国連合の軍隊から構成される「GCC軍」が治安維持の名目でバーレーンに進軍したとき、「これは資産保全が目的であって、デモ隊に危害を加える意図は無い」と声明を出しましたが、1日後の今日には早くもデモ隊がピケを張っているパール広場の掃討作戦が始まりました。

GCC軍はスンニ派であり、パール広場を陣取っているデモ隊はイラン人とルーツを同じくするシーア派です。

バーレーンは米国の第5艦隊の母港ですからこのバトルは喩えて言うなら第7艦隊の横須賀基地のすぐ外で黒煙が上がっているのと同じ構図なのです。


サウジアラビアはエジプトのムバラク大統領が追い出された時、アメリカがいとも簡単に手のひらを返したことに大変立腹しています。だから第5艦隊の目と鼻の先でイランとの代理戦争をおっぱじめたわけです。

本音で言えばサウジアラビアやアラブ首長国連合は「使えない米国とは縁を切って、今既に商売上ずっと重要な存在となっている中国と組みたい」と考えています。なぜなら中国ならデモクラシー云々といううるさい話を持ち出したりしないからです。

アメリカ国務省の関係者が長く恐れていたシナリオがいま実際に起こり始めているのです。