チェサピーク・エナジー(ティッカー:CHK)は全米第2位の天然ガスの探索・生産会社です。
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同社はオーブリー・マクレンダンという創業CEOが一代で築き上げた会社です。

僕はたまたまこの会社のIPOの時から幹事関係があったので同社の成長の過程については良く知っています。

個人的な趣味からするとチェサピークは少しプロモーショナル過ぎるし、平気で他人資本を成長のレバレッジとしてアグレッシブに投入するという点で投資先としては少し「引く」株です。

ただ水平掘削や破砕法など、石油・天然ガスの生産に関わる技術革新を積極的に導入することで成長するというオーブリーのビジョンはこんにち振り返ってみると正しかったと言わざるを得ません。
その意味では「アメリカ国内での石油・天然ガス採掘のルネッサンスを演出した男」だと言えます。
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チェサピークの現在の米国内でのリグ・カウントは149本(天然ガス、石油の合計)で、これは全米最大です。

また21年間、コンスタントに生産拡大してきました。



同社は確認埋蔵量で15.2兆立方フィートを誇っています。

現在、同社は天然ガスのみへの依存から「非伝統的原油」生産へと事業を拡大中です。

また今年1月には中国のCNOOCとジョイント・ベンチャーを発表しています。

そのほかにもプレインズ・エクスプロレーション、BP、スタトイル、トタールなどとJVを結んでおり、合計で64億ドルの前払い金を受けています。

さらにこうして共同開発が決められたマルセラス、バーネット、イーグル・フォードなどの天然ガス田は76億ドルのドリリング・キャリー(進捗支払)を含んでおり、合計すると140億ドルの「現金化」が済んだ計算になります。

また手元に残した資産の含み価値は396億ドルになります。

この含みは天然ガス価格が上昇するに従って増える計算になります。だから天然ガス価格の上昇局面ではチェサピークの株価は上昇が予想されるわけです。