ジャック・ドーシーがTwitterの会長兼製品開発部門のヘッドに返り咲きます。

そもそもツイッターを考案したのはジャック・ドーシーです。

彼は急患が出た場合、救急車の助けを求めたり、それにすぐに反応できるような緊急コミュニケーションの未来、ないしはそのあり方について、日頃からあれこれ思案を巡らせていました。

ポッドキャスティングの会社、「オデオ」の製品開発が暗礁に乗り上げたとき、「ポッドキャスティングはもう駄目だ。だから何でもいいからアイデアを出そう!」という話になって、その時、ジャック・ドーシーが「こんなの、どうかな?」と急ごしらえで出したのがTwitterのアイデアだったのです。

その後、Twitterは2007年の「サウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW)」フェスティバルでヒットし、賞を取りました。これがTwitterが広く世間に普及するきっかけだったのです。


その後、TwitterのCEOはジャック・ドーシーからエヴァン・ウイリアムズに代わりました。そして去年の10月にCOOのディック・コストロがCEOに就任し、エヴァン・ウイリアムズは製品開発に専念すると発表しました。

一昨日、ジャック・ドーシーが製品開発部門のヘッドとしてTwitterに返り咲く事が発表され、エヴァン・ウイリアムズは事実上、Twitterの日常業務から離れるとコメントしました。

要するにTwitterの経営陣は回転ドアのように出たり入ったりしているのです。

この間、Twitterの課金戦略の方は余り進歩があったようには感じません。

先ずサービスをあまねく世界のユーザーに広げて、それから課金の方法を思案するという点ではFacebookもTwitterと似たような経緯を持っています。

Facebookの場合、元グーグルでアドセンスなどのビジネスを立ち上げたシェリル・サンバーグがCOOとして経営に参画してから企業としての体裁をぐんぐん整えてゆきました。

いまのTwitterに欠如しているのはそういうビジネス面でのエクセキューションです。