ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が発表した中国の旅行市場に関するレポートが話題を呼んでいます。

「昔はアジアからの旅行者と言えば日本人、韓国人、香港からの旅行者を指した。しかしこのイメージは急速にかわりつつある。2013年までに中国人旅行者は日本を追い越し、世界で2番目に大きな市場となる。2020年までには中国からの海外旅行者数は日本人の3倍になるだろう。」

「こんにち中国人の2億人しか日帰りのレジャー旅行を経験していない。向こう10年間でこの数は激増するだろう。また中国人は友達などのグループで旅行する場合が多く一回の旅行での滞在日数は6日以上が多い。中国の旅行者は出発の直前に予約をする場合が多い。これは歴史的にツアーの直前にならないとディスカウント(割引セール)が行われないとか列車やバスの予約受付が直前でないと出来なかったという事情による。

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このほか同レポートを読んでいて目に付いた点としては現在は「海外旅行」の大半が本土から香港やマカオへの旅行であるということ(これは将来、欧州や米国への旅行も増えるだろうと予想されていました)、旅行の目的の少なからぬ部分がショッピングであるということ、ホテルで過ごす時間は少なく、どのような場所に泊まるかは比較的重視しないことなどが浮き彫りになっています。

さらに旅行者数で言えば国内旅行が多いのですが市場規模(どれだけお金を落とすか)という点では海外旅行の方が魅力的な市場かつ急成長が予想されている点も目をひきました。
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つまり友達と連れ立ってショッピングが主な目的で海外旅行するという構図が浮かび上がってきます。
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中国の旅行関連の銘柄ということになると先ずオンライン旅行予約サイトのシートリップ(CTRP)が挙げられます。

CTRP


次にバジェット・ホテル・チェーンのホーム・インズ&ホテルズ(HMIN)も関連銘柄です。
HMIN


僕の個人的な好みからすればリシュモンルイヴィトン、ティファニー(TIF)などのラグジャリー・ブランドの株で勝負したいと思います。