硬派の長期投資シリーズ長期投資の銘柄選択に際して最も重要なポイントは営業(オペレーティング)キャッシュフローです。

営業キャッシュフローとはその企業の日々の業務による資金の増減を指し、期首と期末の現預金がどれだけ増えたか、あるいは減ったかで計算します。(以下キャッシュフローと言った場合、全て営業キャッシュフローを指します)

なぜ利益ではなくてキャッシュフローを見るのか?

株式投資家の立場からすれば利益よりキャッシュフローの方が圧倒的に重要である理由は次の二点に集約できます。

1. 利益は鉛筆舐め舐め、どうにでも粉飾できるのに対し、キャッシュフローは比較的誤魔化しがきかない
2. キャッシュフローは将来の企業展開をする上で「ちからの源泉」だから


投資家自身がキャッシュフローを計算する力を身に付けられればそれに越したことはありません。

でも別にキャッシュフローの計算方法に習熟したからといって投資は上手くなりません。


むしろ既に公表されているキャッシュフローの数字を企業間で比較したり、同じ企業の経年での比較に時間を使って欲しいのです。

それでは具体的にキャッシュフローのどこを比較すれば良いのでしょうか?

1. 毎年、キャッシュフローが着実に増えている企業を買おう!
2. キャッシュフローより利益額の方が大きくなっている会社は眉唾物


次回は具体的にこれらの比較検討の重要性を物語る例を示します。



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