今週末の22日、スペインでは地方選挙があります。このイベントを前にFXの投資家はユーロをロングしないよう、ポジションの整理を進めています。

投資家の懸念は与党の社会社会党が大敗を喫し、サパテロ内閣が崩壊するのではないか?という点です。

さらに野党、PP(ピープルズ・パーティー=国民党)が政権を握った際、地方政府の財政内容に対する洗い直しが行われる可能性があります。


スペインの地方政府は財政が苦しいため各種未払い金があります。具体的には過去に実施した市の公共工事に対する工務店への支払いを踏み倒すなどの、いささか幼稚な手口の粉飾が横行しているのです。

一足先に選挙があったカタロニア州では選挙後に州財政の破たんが明るみに出ました。その経緯から考えても、今回の選挙で与党が大敗するとちょうど政権交代がギリシャ危機の発端になったように、次から次へと「飛ばし債務」が表面化するリスクがあるわけです。