スペイン地方選挙の投票が22日行われました。
22日夜から開票が始まり、現在のところ94%の集計が済んでいます。
今回の選挙はスペインの17の州のうち13の州で実施され、最終的な勝敗はその選挙区ごとに決まるのだと思います。
下は各党の得票数(*)を単純に足し上げたシェアですが野党の国民党(PP)が票数を伸ばしていることがわかります。
スペインでは来年の3月までに総選挙が予定されており今回はその前哨戦です。
5カ月前に一足先に地方選挙を終えたカタロニア州では新しい州政府が「実は隠し債務が発覚し、州財政の赤字はこれまで公表されていた2倍だった」と発表して投資家を驚かせました。
従って今回、与党の社会労働党(PSOE)が各地で負け、新しい州政府による財政の洗い直しが実施されると隠し債務が沢山報告されるリスクがあります。
既にスペイン政府は今回の金融危機とそれによる国家財政の悪化から抜け出すために欧州各国の中でも最もドラスチックな緊縮財政を敷いています。

しかし地方財政は中央政府がタッチできない「聖域化」しており、その内容は極めて不透明だと言われています。
(*)=municipalityベース