デイトレーダーが利用するトレード対象の御三家は

1.FX
2.CFD
3.海外先物


です。

FXについては前回少し書きましたので、今日はCFDについて説明します。

CFD取引はFXの株式版です。

実際には株価指数だけではなく金や石油のようなコモディティもあります。

CFD取引はデリバティブ取引の中では最も仕組みが簡単で、それゆえカジュアルに始められる投資です。

ただ、カジュアルに始められるという事と「儲かる」ということは同義ではありません!

やり方を間違えるとビンボーへの超特急になってしまうので注意が必要です。

CFDはコントラクト・フォア・ディファレンス(Contract for Difference)の頭文字を取ったものです。

コントラクトは契約を、ディファレンスは差額を意味します。つまり合わせると「差金決済」ということになるのです。

それでは差金決済とは何か?ということですが、それはトレードの結果、つまり勝ち負けの差額だけを清算しましょうという取引だと思って下さい。

普通の株式の取引では投資家は買い付けた株式の代金の全額を支払う必要があります。しかしCFD取引では少額の保証金さえ積めば自分の資金力より大きなポジションを建てさせてくれるのです。

なお証券会社によっては保証金という言い方をせずに証拠金という用語を使う会社もあります。これらは同じ意味です。

自分の資金力より大きなポジションを建てれば、もし自分の予想が当たった場合、儲けがそれだけ大きくなることを意味します。

これがCFD取引の醍醐味であり、このような増幅作用をレバレッジ効果といいます。レバレッジは「てこの原理」のことです。

但し、自分の予想が外れてしまった場合は損害も大きくなります。だから自分の思惑と逆にマーケットが動いた時、いかに速やかに、感情を交えず損切りを出来るか?が勝負になります。

若しそれが出来る人であればCFDほど楽しい投資対象は無いし、経済や相場の良し悪しに関係なく、どんなマーケット環境でも利益を出せることが出来ます。

なぜならCFD取引は「買い」からだけでなく、「売り」からでもトレードできるからです。

基本的に相場が良く自分の銘柄が上がってもらわないことには儲けにならない現物取引とはここが違うのです。

言いかえればCFD取引は全天候型の投資商品だということです。


ただ「ドライでどんなときにも冷静さを失わない」態度を身につけるのはかなり難しいです。

そこで初心者でも出来る対策をお教えします。それはポジションを建てたら、必ず損切りの逆指値(ストップ・ロス注文)をすかさず入れて下さいということです。

CFD取引をする人全員が必ず守るべき基本ルール
1.常に損切りの逆指値をもちいること
2.損切りの逆指値はポジションを建てた直後、すみやかに入れること


この損切りの逆指値は車の運転にたとえればシートベルトの着用と同じです。

皆さんの中に運転するときシートベルトを着用しない人は居ないと思います。CFD取引もこれと同じで、事故が起こりそうになってから対策を考えていたのでは遅いのです。

それでは損切りの逆指値とは何でしょう?

これは「自分の行って欲しくない方向へマーケットが動いたときに損を限定するための指値注文」です。