イタリアの10年国債利回りが「三途の川を渡る」危機的水準である7%をアッという間にぶち抜いてしまった事で欧州はちょっとしたヒステリー状態に陥っています。

今回のギリシャとイタリアの危機は両国の政治が迷走して議会で何も決められなくなってしまったステールメート(膠着状態)が原因です。

ギリシャではパパンドレウ首相が、イタリアではベルルスコーニ首相が退くというところまでは決まったけど、、、後任の人事は暗礁に乗り上げています。

「もう政治家はイヤだ。この際、学者とか官僚に国政を任せてはどうだろうか?」そういう議論が高まっています。テクノクラート主導型の政権ということで「テクノ・ガバメント」という造語まで飛び出す始末です。
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これに対してフィナンシャル・タイムズのブログ、FTアルファヴィルは「テクノクラートならば現状を救えると考えるのは幻想にすぎない。なぜなら究極のテクノクラート集団であるECBは全然国債市場の大量買い支えを実行していないじゃないか」と指摘しています。

この混乱の中で「フランスとドイツだけがEUからイチ抜けたをする極秘プロジェクト(=メルコジ駆け落ち説)が動いている」という噂すら伝わってきています。

まだ当分、欧州情勢からは目が離せません。