「たいへん、LDKちゃんが息してない。誰か助けて!」

そういう悲鳴が聞こえてきそうなのが最近の中国のソーラー・パネル業界です。

下は中国のソーラー・パネル関連の代表銘柄の上場以来の株価の足取りです。
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今年に入ってからの株価を拡大したのが次のチャートです。
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中国政府は国策で太陽光発電産業を振興するために莫大な補助金を投じてソーラー・パネル企業を支援しました。

その補助金目当てで事業参入した業者が相次ぎ、中国はアッという間に世界の太陽光発電市場を席巻しました。


しかし過当競争で製品価格はどんどん下がっており、政府からの支援でかろうじて生命維持装置につながっている状態が続いています。

その間、スペインをはじめとする欧州各国は不景気と政府の補助金見直しでソーラー・ブームは一巡しています。

中国のメーカーがダンピング的な価格でパネルを処分しているのでアメリカの業者の中には倒産するところが出始めています

今週は中国のソーラー・パネルのメーカーが相次いで決算を発表します。

21日(月) トリナ・ソーラー(TSL)、ジンコ・ソーラー(JKS)
22日(火) LDK(LDK)、サンテック(STP)
23日(水) インリー(YGE)

といった具合です。

中国は国策でソーラー事業をやっているので、いまのところ生命維持装置を外すことは無いと思いますが、このような環境の中でソーラー事業にこれから参入することは全く経済的合理性の無い決断だと思います。